群馬の「命と性ミュージアム」は途方もないエロスが全開!「いやらしい2号」も…村田らむが取材!
他には、秘宝館的な施設にはよくある、ペニスや性交の様子を象った置物が並べられている部屋があった。
まずまず疲れて下の階に降りる。
そう言えば、館長が
「トイレもなかなか凝った作りになってるんで見ていってください」
と言っていたのを思い出して、足を運んだ。一見普通のトイレだったが、ドアを開けると確かにこった作りになっていた。
女体をモデルにしたステンドグラスが煌々と光り、その前には花々が飾られていた。
そして大きな台が置かれその上には、赤いネグリジェを着た少女のリアルラブドールが置かれていた。
ちょうどもよおしてきたので便座に座ってみたが、リアルラブドールの焦点が合わない目を見ながらだと、なかなかウンコは出てこなかった。
最後にお土産コーナーに行く。
ムチやマスク、手錠などのSMの道具、パーティダイス(出た目のことをするサイコロ)、などが売られている。
お土産コーナーの横には書籍コーナーがあり様々な本が並んでいた。そこに「いやらしい2号」というデータハウス社の本を見つけた。
「おおっ」
と思わず声が出た。
この本は実は、僕のライターとしてのデビュー作なのである。それまではイラストレーターだったのだが、この本で初めてライター仕事をした。
ホームレス、樹海、AV監督(二村ヒトシさん)にインタビュー、とすでに今とやっていることはあまり変わらない。
僕にとっては懐かしいというよりは、恥ずかしいという印象が強い本である。
群馬の温泉地の秘宝館に、自分のデビュー作がずっと置いてあるんだ〜と思うと、嬉しいような恥ずかしいような気持ち悪いような、微妙な気持ちになって外に出た。
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2024.10.02 20:00心霊群馬の「命と性ミュージアム」は途方もないエロスが全開!「いやらしい2号」も…村田らむが取材!のページです。村田らむ、群馬県、命と性ミュージアムなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで