サメの白子を食べると「股間がエイリアンになる」と判明! サメ卵プリンの味は… 有名サメ料理研究家が未知の真実を次々暴露!
■サメの白子で下半身がエイリアンに!
田中さんはサメの卵を使って、プリンを作る。
「アブラツノザメの卵を使います」
1メートルほどの小さなサメだが、テニスボールを小さくしたくらいの丸い卵が腹の中にゴロゴロ入っているのだ。
「サメの卵はいろんな種類があって、水族館によくいる小さなサメのネコザメは、ラグビーボールみたいな卵を海藻の根元に産みつけます。シュモクザメには胎盤があって、お母さんから栄養をもらう。メジロザメなんかは卵をお腹の中でふ化させます」
恐ろしい、というか「サメだなぁ」とつくづく感じたのだが、胎生のサメの場合、卵から孵った小サメたちは腹の中で共食いするのだという。
「中でもシロワニザメは、そうやって食い合いをして勝ち残った1尾だけが外に出てきます」
ナチュラルボーンキラーズ! とんでもない生態である。
サメの卵で作ったプリンを食べてみた。ちょっとなめらかさに欠けるが、味はまさにプリン…… ん? 後味に魚の味がする。やっぱり魚卵だ。いくら大きくても魚卵。おぉ、なんか白子を食べているような感じになってきた。
「白子といえば、サメの白子がすごい」
白子、つまりはサメの精巣である。発酵学の小泉武夫博士は、他に食べるものがなく、シャケの白子ばかり1週間食べていたら、下半身がとんでもないことになったとエッセイに書いていたが、サメの白子? ナチュラルボーンキラーズの白子とは、また凄そうではあるが……。
「ひと口大に切って、フライにして食べたら翌朝! 目が覚めたら布団の下でエイリアン誕生ですよ、股間がエイリアン! ギーガーみたくシャーッ! ですよ」
下半身が中学生どころかエイリアンに! たった1回食べただけで!? そんなの、初めて聞いた。男の夢か、サメの白子! 凄いぞ、サメの白子!
「何を言っても、『ふーん』だった漁協のおっちゃんたちが、サメの白子の話には食いつく食いつく!」
今後、もしサメの白子サプリメントが市場に出たら、仕掛けたのは田中さんに違いない。パッケージイラストはエイリアンだな、シャーッ!
サメのように、獲ったはいいが捨てられてしまう魚を未利用魚という。味が落ちるわけでもなく、むしろおいしい魚がたくさんあるのに、消費者が知らないから流通が扱わず、市場も取引しない。
サメ料理をきっかけに、未利用魚の有効活用も研究している田中さん。新たなサメ料理で目指せ町おこし! である。
田中 一嘉
イタリア料理人を経て、サメ料理研究家に。
テレビや雑誌で取り上げられること多数。おさかなマイスター。
2016年度より横浜中央卸売市場 本場にて開催の【 ハマの料理教室 】で《漁師料理》を担当。
https://www.facebook.com/Kazuyoshi.Chef.Tanaka
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2024.10.02 20:00心霊サメの白子を食べると「股間がエイリアンになる」と判明! サメ卵プリンの味は… 有名サメ料理研究家が未知の真実を次々暴露!のページです。エイリアン、サメ、卵、アンモニア、久野友萬、白子、プリン、料理研究家、田中一嘉などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで