タイムスリッパーは実在した!? リアル『JIN-仁-』としか考えれない史実が発覚! 5000人の未熟児を救った男を亜留間次郎が徹底解説!

【薬理凶室の怪人で医師免許持ちの超天才・亜留間次郎の世界征服のための科学】

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赤ちゃんを抱くマーティン・クーニー。画像は「Smithsonian.com」より引用

■遊園地の見世物小屋

 1900年以前は未熟児は先天性疾患のように考えられ、育たないで死ぬか、育っても虚弱児になってまともな職には就けないと考えられていました。そのため、親は生まれた子供が未熟児だと捨てたり殺してしまうことが多く、当時の産婦人科や助産所はそうした「育つことができない子供」の処分を親から請け負う仕事もしていました。

 マーティン・アーサー・クーニーというドイツ系ユダヤ人の医師は、そうした病院で処分される子供を救おうと考えました。未熟児を生かし続ける生命維持装置、鶏の卵を人工孵化させる孵卵器から名前を取って「インキュベーター」と名付けられた装置を、1896年のベルリンの大産業博覧会に出展しました。

 クーニーは「この装置は自分の師匠であるピエール・ブディンの師匠で、高名なフランスのパリ医大の教授で産科医のステファン・エティエンヌ・タルニエが開発した物であり、自分はその高名な医大教授の孫弟子にあたる」と主張していました。そして、自分の師匠であるブディンが開発した人工ミルクを与え、インキュベーターの中で保護することで未熟児を育てたのです。

 現代医学でも保育器の英語名がインキュベーターなのはこれが由来で、まどマギに出てくるキュゥべえとは無関係です。

 しかし、ベルリンでは特に関心を集めることも出来ず、インキュベーターは広まりませんでした。その後も彼は諦めることなく、世界中の展示会や博覧会を回りました。1897年イギリスロンドンのアールズコートエキジビションセンター国際展示会、1898年にアメリカネブラスカ州で開催されたミシシッピ州横断博覧会、1900年にフランスのパリ万国博覧会、1901年にアメリカニューヨークで開催された展示会……と世界中で保育器と未熟児の救命活動を熱心に行っていましたが、成果は上げられませんでした。

 当時の社会常識では、未熟児は医学と言うよりもキリスト教的な宗教問題と考えられており、死産と同じ扱いを受けていたのです。

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画像は「Martin Couney」より引用

 そこで1903年、クーニーは病院で処分される子供を引き取って、アメリカニューヨーク市ブルックリン区の南端にあるコニーアイランドの遊園地で見世物小屋を始めました。2019年現在も営業しているニューヨークの有名な遊園地です。

 彼は病院から未熟児を引き取り、遊園地で見世物にして25セントの見物料をとって、その医療費に当てました。そして、5000人(※)もの未熟児が無事に育って親元へと帰されていきました。「未熟児は育たない」という当時の常識をひっくり返してしまったのです。

(※救った子供の人数には諸説あり6500~7000人とも言われているが、コニーアイランド遊園地は5000人を公式設定としているのでそれに準じた。)

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