来日中のローマ教皇、最後の教皇になることが900年前に予言されていた!聖マラキの予言…
英紙「Express」の記事によれば、ドイツのゲオルク・ゲンスヴァイン大司教は2016年に「聖マラキの予言」は成し遂げられたと言及し、今後世界の終わりとイエス・キリストの再臨が待っていることを告げたという。
「(雷は)天上からのサインであり、(退位の発表への)反応であり、天が語るものの1つです。実際に、個人的な反省を含む多くの内省があったので、私は公然と泣くことを余儀なくされました」(ゲンスヴァイン大司教)
大司教が人前で涙を流したこの日、次の教皇が事実上決まり、この世は終末へと突入したことになる。そして今回、フランシスコ教皇が日本を訪問した後に、世界は雪崩を打って終末への道を転がりはじめるとでもいうのだろうか。
■教皇ベネディクトの退位は予言的にも正しかった
ゲンスヴァイン大司教によれば、教皇ベネディクトの退位の判断は「聖マラキの予言」的にも正しいものであったという。
「それは私が個人的に抱いた最初の反感を覆すもので、教皇ベネディクトが多くの闘争と祈りの後に真に実現したこと、彼が正しいと理解してから決定したことだと受け入れるのに役立ちました。予言の中で言及された教皇たちがどのような存在であったのかを歴史と照らし合わせたとき、私は戦慄を覚えました」(ゲンスヴァイン大司教)
現在の教皇を最後に、キリスト教的な“終末”へとこのまま一気に進んでしまうのか。しかし「Express」の記事では、ホッと胸を撫でおろしたくなる見解も紹介されている。大聖堂に落ちた雷は天上からのサインではなく、もともと大聖堂は雷が落ちやすい構造をした建造物だというのだ。
その建物がどれほど雷に当たりやすいのか、その危険性を評価し避雷針の設置などを行う企業「Omega Red Group」のマシュー・ウォルドラム氏は、当日の夜、サン・ピエトロ大聖堂が落雷に襲われる可能性は非常に高かったと指摘している。巨大なうえ、塔のある大聖堂には確かに雷は落ちやすいのだろう。
そして「聖マラキの予言」そのものの信ぴょう性についても疑惑は晴れない。
1595年にベネディクト会の修道士アーノルド・ヴィオンが著書「生命の木(Lignum Vitae)」の中に収録したのが「聖マラキの予言」であるといわれている。
1590年頃までの教皇についてはきわめて正確に記述されているのに対し、その後の教皇については曖昧な点が多く、少なくない歴史家はこの予言は出版の少し前に書かれたいわゆる「偽書」であると結論づけている。
来日を前に不謹慎かもしれないが、はたしてフランシスコの次の教皇がいつ、誰になるのかについては大いに気になるところだ。
参考:「Express」ほか
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