上級国民は存在する! 池袋暴走・書類送検「上級国民の陰謀」を官僚社会に詳しい人物が解説!


 合法的な賄賂とはどういうことなのか? 話を聞いてみると驚愕の事実が明らかになった。


「もし公務員個人に対して金品を供与して便宜を図ってもらえば贈収賄でお互いが捕まりますよね。しかし日本だけの制度ではないのですが、中国を除く大半の先進国では組織に対する賄賂は合法なのです。財務省や経産省、厚生労働省といった組織の単位に対して金品を供与しても、それは法律によって正当なビジネス行為として認められているのです」


 知らなかった。なぜそんなことが認められているのか?


「それは当然のことです。なぜなら法律はキャリア官僚が作っているから。キャリア官僚は国家のため、国民のためにそれこそ必死に働いてきた。しかしその報酬は貢献と比べれば小さい。だから退官後に元をとるための上級官僚の特権の仕組みを法律で確保しているのです」

画像は「getty images」より引用


“上級国民”という制度名はついていないけれど上級官僚の特権はきちんと確保されているというのである。しかし、今回の事故に関してはどこに特権が存在するのか?

「事故を捜査するのは警察庁、起訴するのは検察庁、判決を下すのは裁判所ですから、元院長が所属していた経産省は何も影響力がないと考えがちですが、実はそうではない。上級官僚は一般国民と違って起訴の段階で優遇されるのが慣例です」

 こうした上級国民の優遇は、息子を刺殺した農林水産省元事務次官・熊澤英昭容疑者にも適用されているようだ。その詳細は後編に続く。
<後編はこちらのリンクで10日配信>

編集部

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