肝試し帰りに4人死亡…最恐心霊スポット「犬鳴村」で起きた4つの実際の事件が怖すぎる!
●犬鳴トンネルにまつわる噂
「犬鳴村」に続くといわれている旧犬鳴トンネルは、トンネル建設中に複数の関係者が死亡していることで知られる。1975年には新犬鳴トンネルが開通し、利用されなくなったものの、新旧のトンネルともに多くの霊が目撃されている。
都市伝説として有名な霊の目撃談は、
「白い車でトンネルを通るとボンネットに血まみれの手形がつく」
「トンネルの手前に公衆電話があり、そこから暴行によって死んだ女のうめき声が聞こえる」
といったものだ。
●実際に起きた事件
恐らく、この噂は1988年に旧犬鳴トンネル付近で起きた事件が発端となっている。白いセダンに乗った帰宅途中の工員に顔見知りの少年グループが「車を貸してくれ」と頼むものの断られたため、腹を立てた彼らが工員の車を奪い、工員を仲間の家に監禁。暴行を繰り返した上で、旧犬鳴トンネルに連れ去り、行員の手足を縛ってガソリンをかけて焼殺した凄惨な事件だ。
実際、人気番組「奇跡体験! アンビリバボ―」(フジテレビ系)でも2000年代に取り上げられ、白い車に乗った若者4人が犬鳴トンネルで恐ろしい幽霊を見た体験を語っている。もっとも、この幽霊は丸顔の女性だったが、おそらくこの事件が残した念が呼び寄せたものだと考えられる。あるいは、同じく福岡にある力丸ダム付近で1979年に起きたOL強姦殺人事件や、同年に起きた保険金殺人事件によって殺害された女性の霊が、犬鳴トンネルに居ついた可能性もあるだろう。
それだけではない。1992年には、焼殺事件によってすっかり心霊スポットとして有名になっていた犬鳴村に肝試しで向かった少年10人が、電柱に突っ込み運転手が意識不明となった事故が発生。さらに2000年には犬鳴ダムで死体遺棄事件。2001年にも15歳を含む若者5人が肝試しの帰りにトラックと正面衝突し、4人死亡するなど、凄惨な事件や事故が相次いだ。特に、肝試しの帰りに大人数が交通事故に遭うケースが2件も起きたことで、ここが呪われた場所であることが証明された格好になった。
実際に犬鳴村付近に行ったという霊能者たちは口を揃えてこう語るという。
「あのトンネルに近づいてはいけない。近づくと心臓が弱まると感じる」
「都市伝説が霊を呼び込み、犬鳴は必要以上に強大な霊のパワーを持つようになった」
「犬鳴村…今やその言葉自体に霊が宿っている。口にしない方がいい」
実際に起きた4つの悲惨な事件・事故と土地の歴史、そして都市伝説自体が増幅させたという忌まわしい霊の力……そうして出来上がった“最恐の心霊スポット”犬鳴村は、今後も呪いの力を増していくとみられている。これ以上、悲惨な事故や事件が起きなければいいのだが……。
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2024.10.02 20:00心霊肝試し帰りに4人死亡…最恐心霊スポット「犬鳴村」で起きた4つの実際の事件が怖すぎる!のページです。怪談、都市伝説、杉沢村、犬鳴村などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで