肝試し帰りに4人死亡…最恐心霊スポット「犬鳴村」で起きた4つの実際の事件が怖すぎる!
村の都市伝説の代表的なものといえば、青森県で一人の正気を失った村人により村民全員が殺されたという廃村「杉沢村」伝説だ。杉沢村は地図にない村として全国的に知られ、これまで多くの調査が繰り返され、幾度となくテレビでも特集が組まれたが、伝説の証拠や根拠に乏しく、その地は「小杉集落」ではという以外にさしたる進展がないため、今となっては風化した都市伝説となっている。
そんな杉沢村伝説とは反対に、マニアの間で年々注目度が高まっているのが、青森県からはるか離れた福岡県に位置する「犬鳴村」だ。杉沢村が「ここから先、命の保証はない」という看板が書かれていたというストーリーがあるならば、犬鳴村の入り口には「日本国憲法この先通じず」という看板が立っているといわれている。一見すると似たような都市伝説だが、霊感のある人物の間では“段違いに怖い場所”“行くと呪われる心霊スポット”として評価されている。また、心霊スポットマニアの間でも“獲れ高”が高い場所として人気なのだという。一体どんな場所なのだろうか。
■犬鳴村とは
●ダムに沈んだ霊
「犬鳴村」は正しくは犬鳴谷村といい、1889年まで福岡県鞍手郡(現在の宮若市)に存在した集落だ。しかし、1970年から始まったダム建設により、集落のほとんどは沈んでしまう。しかも、一部の老人は馴染みの土地を離れることができず、広大な墓地とともにそのままダムの下に沈んだという。しかも、この村にはそれ以上のいわくもあった。
「江戸時代、迫害を受けた人々が集落で近親相姦を繰り返し、異形の人々がひっそりと暮らしている」
「かつてこの場所に伝染病の隔離施設があり、その子孫が残っている」
「どこの国の言葉でもない言語を話す人々がおり、彼らは不思議な歩き方をしていた」
など、異形・異界の人々を示すかのような伝説が多数残っているのだ。このいわくが生まれた背景には諸説あるのだが、このスポットが大昔からなにか“異様な空気”を醸し出していたのは間違いないようだ。
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