落合信彦の『20世紀最後の真実』の前半部分がかなり真実だった件
ナチスの残党の真実! トンデモ本と言われた落合信彦の『20世紀最後の真実』の前半部分がかなり真実だった件!
アルゼンチンの元ナチス党員のリーダー格だった人物で、落合信彦はフアンをオデッサのメンバーではないかとかんぐったが、ふたりはどちらもフアンの正体については口を閉ざしていた。
実はフアンこそ南米の元ナチス組織最大の秘密だったのだ。最近の研究でアルゼンチンのナチスコミュニティの中心人物だったフアン・ケラーの正体が判明している。ベルリンで死んだとされていたナチスドイツのナンバー2・マルティン・ボルマン親衛隊大将がその正体だ。そもそもこの偽名にヒントがあった。フアンはペロン大統領のファーストネーム。ケラーはドイツ系に多い姓で地下を意味する。つまりボルマンは地下の大統領を名乗っていたのだ。
南米に逃れたナチスの研究者によればアルゼンチンのバリローチェにイナルコハウスという大邸宅を構えていたマルティン・ボルマンはアイヒマン逮捕後チリのオソルノに逃亡し、その後パラグアイのアスンシオンに拠点を移すがそこで胃癌で死亡したようだ。
落合信彦氏は1980年時点で20世紀最後の秘密にかなりのところまで近づいていたのだが、それでも最後の最後までマルティン・ボルマンの存在に気づくことができなかったということが『20世紀最後の真実』の細部にちょっとだけ書かれていたのである。
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