「入ると変な気持ちになる…」日本屈指の奇妙なテーマパーク「太陽公園」に村田らむが潜入!
――B級スポット、樹海や禁断の土地、ホームレス取材を得意とするルポライター村田らむが寄稿!
「兵庫県の姫路市に『太陽公園』という、かなり大掛かりな施設がある」
という話を耳にした。
2014年夏、大阪出張の折に足を運んだ。
姫路駅には、大阪駅からJR神戸線で一時間ほどかかる。姫路駅北口からバスに乗ってゴトゴトと揺られながら太陽公園を目指す。
大きな施設だと聞いていたので、太陽公園を目指す人も多いと思っていたが、バスにはあまり人がいない。途中からはポツンと一人になってしまった。車窓から見える風景は、山と田んぼだけである。知らない田舎道を一人っきりでバスで進むのはなんとも心細いものである。
そしてしばらくバスに揺られたのち、太陽公園の最寄りバス停である打越新田で降りた。しかし特に何も見当たらなかった。古びた、コンクリ製の箱型バス停があるばかりだ。
キョロキョロと周りを見渡すと、かなり遠くに巨大な建造物が見えた。
……城だ。日本の城ではなく、西洋の城だ。日本の田んぼ田んぼに囲まれた丘に巨大な西洋の城が建っている。かなりアンバランスな、しばし呆然とただずんでしまった。
10分ほど歩くと、やっと太陽公園の入り口にたどり着いた。
太陽公園は大きく2つのエリアに分けられている。城エリアと石エリアだ。城エリアは先程から眼前にそびえ立つ西洋の城を中心にしたエリアだ。石エリアは4万坪の広大な面積の敷地に各国の様々な石の文化遺跡が作られているという。4万坪と言えば東京ドーム約3個分の大きさだ。やばい広さである。サンダルで来たのを少し後悔した。
公園の入園料にしては少し高いような気がする1300円を払って、園内に入る。
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