イラン・米国衝突でまた「軍需産業が戦争で金儲け」開始! 米副大統領が漏らした「911の陰謀論」でバレる!
2020.01.06 18:00
ところが今、米国には戦うべきテロリストがいない。アル・カイーダの後はISISが米国の敵となったが、今やISISも壊滅状態であり、指導者のアル=バグダディも失った。これに前後するように米軍がシリア北部から撤退する運びとなったが、中東への積極的介入が中断したのも束の間、先述したように米国はイランの報告に備えて中東への派兵を決めている。
アル・カイーダとISISで儲けられなくなった今、米国はイランとの開戦を望んでいると見ることができるだろう。その目的ははっきりしている。軍産複合体の利益である。ISISの弱体化、米軍撤退からのソレイマニ司令官抹殺という連鎖には、そんな意図が見え隠れしないだろうか?
米国はまだまだ自作自演とも言われる9.11テロの“恩恵”を受けようと必死だ。9.11を引き起こした絶対悪を排除し、その結果イランと戦争になっても、米国には大義名分が立つ。そして、そのまま第三次世界大戦突入……という最悪のシナリオも現実味を帯びてくるだろう。2020年の世界はますます混乱を極めていきそうだ。
参考:「The New York Times」、「The Guardian」、ほか
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