化学物質が「1億6千万以上のIQ」を米国の子供から奪ったと研究で判明! 日本はもっと悲惨…政府が国民を馬鹿化!
2020.01.17 10:00
2001年~2016年の間に子供たちのIQロスにより6兆ドル(約660兆円)の損失があったというから恐ろしい。個々人の損失は数%だとしても、国家的には大問題だ。だが、さらに恐ろしいのは、これは氷山の一角に過ぎないということだ。今回の研究では鉛、水銀、ポリ臭化ジフェニルエーテル、リン酸エステルの影響だけが調査されたが、トラサンデ氏によると他にも脳の発達に悪影響のある物質は多くあり、現実はさらに悪い状況だという。
それは日本も同じだろう。いや、さらに深刻かもしれない。たとえば、日本政府は世界中で使用禁止が進んでいる除草剤の「ラウンドアップ」に含まれるグリホサートの残留農薬基準を大幅に緩和するなど、化学物質の人体への影響に無頓着だからである。また、EUのRoHS指令は鉛、水銀、ポリ臭化ジフェニルエーテルなどを含む10種類の有害物質を指定しているが、日本のJ-Mossグリーンマークでは6種類にとどまっている。
日本の子供は諸外国以上に有害物質に曝されている恐れがある。政府には国の未来を見据えた判断をしてもらいたいものだ。
参考:「Science Alert」、「日経XTECH ACTIVE」、ほか
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