「地球が丸く見えるのは魚眼レンズのせい」宇宙飛行士を巻き込み激論に! 勢い増す「地球平面協会」の年齢層にも驚愕!
■アメリカの若い世代に“平面論者”が増えている?
トカナは、地球平面協会が米国でまだ極めて小さな「変わり者集団」に過ぎなかった時期から、日本のメディアとして他に先駆けて注目し、いち早く彼らの活動を報じてきたことは熱心な読者であればご存知だろう。では、地球が平面の円盤型をしていると信じている地球平面協会のメンバーとはいったいどんな人々なのだろうか。イギリスの調査会社「YouGov」が過去に行った調査で平面論者の人々について興味深い属性が明らかになっている。
アメリカ人8215人を対象にした調査でわかったのは、地球が平らであると信じている人の52%が自分自身を「とても宗教的」であると考えていることだ。そして地球が平面である根拠は聖書での描写にあるのだと説明している。つまり平面論者にはキリスト教原理主義者が多いとも言えそうだ。ちなみに一般のアメリカ人で自分が「とても宗教的」であると自認しているのは20%にとどまる。
一方でアメリカ人の84%は地球は球体だと信じているのだが、これまた興味深いことに少なくとも5%のアメリカ人はそれまで地球が丸いと信じていたものの今は疑問を抱き、心が揺れ動いているというのだ。この5%は平面論者になり得るポテンシャルを秘めているといえるだろう。
さらに面白いのは、アメリカの若い世代に平面論者が増えているという点だ。これはYouTubeやSNSでの地球平面協会の情報拡散が影響しているとも言われている。18~24歳の若いミレニアル世代は、地球が平らであると信じている確率がほかの年齢層よりも4%高いということだ。
実に意外なことに、地球平面協会の支持者は僅かずつながらも今後増えていきそうだ。それがキリスト教原理主義者の増加につながることなのだとすればやや不気味かもしれない。
参考:「Daily Star」、「Metro」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊「地球が丸く見えるのは魚眼レンズのせい」宇宙飛行士を巻き込み激論に! 勢い増す「地球平面協会」の年齢層にも驚愕!のページです。NASA、国際宇宙ステーション、陰謀論、仲田しんじ、ISS、地球平面協会、魚眼レンズなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで