2月21日、遂にベテルギウス爆発か? 月が2つになり、人類滅亡の可能性も…科学者警告!
とはいえ、ギナン氏によると、たとえ変光周期を考慮したとしても、予測以上に暗くなっており、「とても不自然なことが起こっている」というから恐ろしい。ちなみに今回の変光周期で最もベテルギウスが暗くなるのは2月21日(前後1週間の誤差を含む)であるため、そこで寿命を迎え、遂に爆発することもあり得るかもしれない。
ところで、ベテルギウスの爆発には良い知らせと悪い知らせがある。良い知らせは、先述したように超新星爆発を肉眼で見られることである。一方、悪い知らせは人類の滅亡だ。
トカナでも再三その危険性を訴えてきたように、超新星爆発の際にはガンマ線バースト、特に数千光年先まで届くといわれる「ロング・ガンマ線バースト」が放出される。これは、はるか彼方から射撃を試みるスナイパーのようなもので、宇宙空間はいつどこからガンマ線バーストに“撃たれる”のかわからないというスリリングな状況にあるのだ。
ベテルギウスの自転は地球から20度ずれているため直撃することはほぼないと見積もられているが、超新星爆発時の衝撃で自転軸が変化しないとも限らず、正確な予想は困難とされている。
もしもガンマ線バーストが直撃してしまったら、地球環境を有害な紫外線などから守っているオゾン層が破壊され、電子機器が壊滅的被害を受けるのみならず、人間をはじめとした生物も遺伝子が損傷し、がんや染色体異常が多発することになると言われている。
地球はベテルギウスから640光年離れており、リアルタイムで状況を知ることはできない。そのため、実はもう爆発してしまっている可能性もある。人類滅亡は刻一刻と近づいているのかもしれない。杞憂に終わると良いのだが……。
参考:「CNET」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊2月21日、遂にベテルギウス爆発か? 月が2つになり、人類滅亡の可能性も…科学者警告!のページです。人類滅亡、超新星爆発、ベテルギウスなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで