新型コロナウイルスより高い致死率50%! 米で「ヘルペスB」に感染したサルが暴走中、人間に感染の恐れ!
アカゲザルは可愛らしく、近隣住民や公園に来る人々に愛されているのだが、一方では侵略的な外来種でもあり、着々と数を増やし、生息範囲を広げつつある。最近の研究によれば、手を打たなければ今後2年間で生息数が倍増するという。シルバー川周辺でBウイルスを保有するサルは全体の25%程度とみられるが、専門家によればサルを保護してワクチンを打ったり消毒したりするのは現実的ではないという、
「大蛇を捕獲しても誰も気にしませんが、毛皮で覆われた可愛らしい動物の場合はそうではありません」
サル急増の危機を訴える専門家は、その対策が難しい理由をこのように語っている。人間に好かれる動物の駆除はやりにくいし、誰も手をつけたがらないのだ。
コウモリやセンザンコウが新型コロナウイルスの発生源と言われていることからもわかるように、野生動物との距離の近さは、人間にとって恐ろしい病魔を呼び起こす可能性がある。見た目が可愛いからといって、危険な動物を駆除しないという選択肢はあり得ないのだ。
参考:「Daily Star」「Washington Post」「国立感染症研究所」ほか
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