小学生の男子が「呪いの本」を入手、同級生を呪った結果…! 島田秀平が語る怖い話がヤバイ!【鳥肌注意】
――19日に開催した「首都神話×トカナ」コラボイベントの出演者が2月28日公開予定の最恐映画『スケアリー・ストーリーズ 怖い本』に関連した首都神話を特別披露! 第二回目は島田秀平が寄稿!
タイトル「呪いの本」:島田秀平
これは、小学生の男の子が体験した話です。
ある古本屋に立ち寄った時ひときわ目を引く本を見つけたんです。
タイトルは「呪いの掟」。
中を見てみると、人を呪い殺す方法と呪いから身を守る方法が事細かにたくさん書かれていました。面白そうだなとその本を買い、試してみることにしたんです。
クラスでも目立たないA君に呪いを試してみよう。あいつだったら、もし本当に呪いがかかっても誰も悲しまないだろう。学校で苦しみながら死ね…。
そう念じながら、その本の記述通り呪いをかけてしまったのです。
すると翌日からA君は学校に来なくなりました。
「もしかして呪いのせい…?」とも思ったのですが、ただの偶然だろうと思っているとその1週間後にようやくA君が学校にやってきたんです。
体中に包帯をぐるぐる巻きにして。
さすがに心配になり「A君に大丈夫?」と聞くと、A君は一言、こう言いました。
「お前のことを絶対に許さない、次はお前を呪ってやる」
そして3時間目の授業中、A君はみんなの前で苦しみながら死にました。
最期に呪いをかけたその男の子のことをギロッと睨みながら……。
「やばい!なんてことをしてしまったんだ! 次は自分が殺される…!」
そうだ、あの本には呪いから身を守る方法も書いてあった。すぐさま、そのページを開くと少し難しそうではあるけれど、たくさんの方法が載っています。「これでなんとか身を守ろう」彼は、必死に本を読みました。ただ最後に書いてある一文を読んでその男の子は青ざめました。
「ただし死者が怒ってあなたに呪いをかけてきた場合、ここに書いてある“いかなる方法”も通用しません」
(文=島田秀平/首都神話・この話は未確認情報です)
『スケアリーストーリーズ 怖い本』のあらすじ
読むな危険! その本は、絶対に開いてはいけない―
ハロウィンの夜、町外れの幽霊屋敷に忍び込んだステラたちは地下室で一冊の本を見つける。ページを開くとそこには噂に聞いた怖い話の数々が綴られていた。作家志望のステラはこっそり本を持ち帰るが、翌日から仲間がひとり、またひとりと消えていく。のどかな町で起きた不可解な失踪事件。彼らの身を案じていたステラたちは、本の余白ページにひとりでに文字が浮き出て、新たな物語が書かれていくのを見てしまう。しかも主人公は消えた仲間たちで、それぞれが“いちばん怖い”ものに襲われる物語がそこにあった。毎夜新たに綴られる怖い話―。彼らはどこへ消えたのか?次の主人公は誰なのか? “怖い本”からはだれひとり逃げられない─
※『スケアリーストーリーズ 怖い本』公式サイト(2月28日新宿バルト9ほか全国公開)
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