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大反響！新型コロナ中に楽しみたい「不謹慎神ゲー5選」村田らむが選出！

2020.04.09 16:00 文＝村田らむ

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●Life is a game:人生ゲーム

　韓国産の横スクロールのアクションゲームで、ワンゲームで1人生を経過する。

　赤ちゃんからゲームははじまり、さまざまなチョイスをすることによってその後の人生がさまざまに変わっていく。学生時代にヤンキーと遊ぶか、部活に励むか、人に優しくするか、花束を買うかどうか……などで人生は変わってくる。目指せる職業は、画家、サッカー選手、サラリーマン、警察官などたくさんある。

　仕事と同じくらい大事なのが、結婚だ。高校時代からの彼女と結婚することもできるし、独身のまま人生を過ごしてもいい。成功したら、自動車を買ったり、豪邸を買ったりすることもできる。

　逆に貧乏のままいけば、独身でボロボロのアパート暮らしで余生を過ごすことになる。とにかくパターンが多く、なかなか飽きない。ついつい遊んでしまう。

　このゲームで良いのは、どんな人生を歩んでいったとしても、最後はどんどん老いさらばえて、結局は棺桶に入るところだ。サッカー選手だろうが、ダメげなサラリーマンだろうが、家を持とうが、犬を飼おうが、最後は墓の中だ。ザッツ現実。虚しくてとても良いのである。

●レイジングループ

　友達いっぱいのリア充たちが遊ぶと言われている「人狼」がテーマのゲームである。文章を読み進め、選択肢を選んでいくゲームブックシステムだ。『かまいたちの夜』なんかが近い。

　主人公はバイク旅行中にある寒村にたどり着く。そこは、リアルに人狼をするならわしがある村だった……というのが大まかなストーリーだ。

　ボリュームはかなり大きい。プレイしてもプレイしても終わらないぜー！　という感じだ。人狼をテーマにしているだけに、かなりグロテスクなシーンはあるが（文章で。ビジュアルではグロ表現はない）、ゲームをクリアした感想はさわやかだった。

　人狼したい〜ん相手がいない〜ん♪　って人はぜひプレイしてみてはいかがだろう？

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文＝村田らむ

村田らむ

ライター､漫画家､カメラマン､イラストレーター
1972年生まれ。キャリアは20年超。ホームレスやゴミ屋敷、新興宗教組織、富士の樹海などへの潜入取材を得意としている。著書に『ホームレス大博覧会』（鹿砦社）、『ホームレス大図鑑』（竹書房）、『樹海考』（晶文社）、『ホームレス消滅』（幻冬舎新書）など。

Twitter：@rumrumrumrum

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