アハ体験はSEXのオーガズム時と似た脳信号が生じると判明!「高偏差値ほど性欲が強い」理論の裏付けに!?
2020.04.24 12:00
実験を行なった研究者らは、これらの結果が一部の人間の創造性を高めている理由かもしれないと述べる。性欲や食欲を満たした時と同じ神経系が働くことは、問題解決や物事への理解への本質的な報酬になりうるというのである。だからこそ、発明や研究に関する仕事を選んだり、趣味としてパズルやミステリー小説を楽しんだりする人々が大勢いるのである。
研究論文は専門誌「Neuro Image」(今年7月付)に掲載されている。
研究者らによれば、創造性の高さは人間の生存にとってそれほど重要ではないという。しかし、アハ体験がもたらした快感が人々の能力を高め、その結果として文明や文化が生まれたという一面は間違いなく存在する。それに、気づきやひらめきに喜びや快感があるからこそ、人は利益にならないようなことでも勉強し続けることができるのだ。
ちなみにこの研究について調べている時、筆者の頭をよぎったのは「高偏差値の奴ほど性欲が強い」という、学生時代に聞いたまことしやかな噂だ。物事を理解する喜びが性欲を満たした時のそれと同じルーツを持つなら、この噂もあながち間違ってはいないのかもしれない。
参考:「Big Think」「Neuro Image」「Eurek Alert」ほか
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