「感染ゼロ」岩手県民がプレッシャーに苦しみまくっている!? “コロナ第1号になったら村八分”解除後もピリピリ

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　そうしたピリピリムードから県外ナンバーの車に中傷や幅寄せなどの嫌がらせが、一部で横行。岩手県の達増拓也知事は今月１５日の記者会見で「岩手県は東日本大震災の復興などで今も県外の方に助けてもらっている。他県の方には全国平均以上に親切に、寛容にしてほしい」と要請。続けて、県民に「感染することは悪ではない。感染したかなと思ったら相談窓口に連絡することが大切だ。県内第1号の感染者が出たとしても、非難せずに優しく接してほしい」と呼びかけた。

　実際、４月上旬には〝異変〟もあった。盛岡市の〝夜の店〟で働く30代従業員の話。「あの時、私の周りに体調が優れない子が数人いました。風邪のような症状で…。その時は『コロナなんじゃない？』とイジってましたが、らしき症状があってもすぐ病院という発想にならなかった。振り返ってみると怖いですね」

〝コロナ０県〟の称号を得た岩手だが、他県とは言葉では表現しがたい〝壁〟ができてしまった感は否めない。これもコロナの弊害なのかもしれない――。

TOCANA編集部

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