【緊急!】キリスト教総主教が終末を預言…コロナ禍は終わりの始まりだった「終末を告げる赤き馬」とは?
――つまり最終戦争(ハルマゲドン)予言だと?
(神ノ國ヲ) その可能性は否めません。そもそも「予言」と「預言」は日本語での区別であってヘブライ語には、そこまで厳密な区別はありません。預言は「神から言葉を預かる」という意味であり、その内容が「未来」を含むことは往々にあり得るのです。そもそも新約聖書には、このように書かれています。
『我が靈を凡ての人に注がん。汝らの子女は預言し、
汝らの若者は幻影を見、なんぢらの老人は夢を見るべし。』
上記はヨエル書の引用で『使徒行伝』に書かれています。総主教(カトリコス)は、使徒の後継者ですから、イリア2世に対して神からの啓示が来ることは当然です。
イリア2世は、希望の予言/預言として、彼が見た夢を語っていますが、果たして本当にその内容は「希望」だったのか。黙示録では順番に、白/赤/黒/緑の馬が出てきます。白は「支配」、赤は「戦争」、黒は「飢餓」、緑は「死と疫病」を意味しています。これらは「終末の予兆」です。すべて現代の世界情勢に当てはまります。アフリカ・中東における「蝗害」も、黙示録に記されている災禍ですね。
――イリア2世の夢の後半部分はいかがですか?
(神ノ國ヲ) 後半部分ですが、こちらも新約聖書の記述を思い出します。ヨハネ福音書9章で、イエスが目が見えない人を癒す場面です。つまりイリア2世の夢の後半部分は「目が開かれる」ことを示しています。すなわち、霊的な覚醒、人類意識のアセンションです。それを経た者が「神に徴を受けた者」、神の加護を受けた者となる可能性があります。
――正教会の総主教といえば、現在キナくさいですね?
(神ノ國ヲ) たとえば、2017年11月にロシアのキリル総主教は「我々は人間の文明発展の危機的な時期に入ろうとしている」と人類滅亡の危機について予言しました。現在、正教会世界では「ウクライナ正教会」の自治独立をめぐって、伝統的な最高権威「コンスタンティノープル」と、正教会の最大人口を誇る「モスクワ」が対立しています。この対立を調停しようと、2020年2月には「エルサレム」が対話を呼びかけました。しかし、結局、分断をより深めたようです。
ところが興味深いことにイリア2世率いる「ジョージア」は、沈黙を守っています。かなり重大な教会法上の問題を置いて、イリア2世は「赤き馬」について発信し、人々に霊的覚醒を求めているのです。想像の域を出ませんが、イリア2世は、他の「馬」の夢も見てしまったのではないか、と考えています。
――つまり「赤き馬」がジョージアから始まると?
(神ノ國ヲ) ジョージアは、ソヴィエト連邦下の国でした。独立後は、何かとロシアと対立しています。そのような歴史と現在の世界情勢を考えると、何が起きてもおかしくありません。マルコ福音書には、このように記されています。
『戰爭と戰爭の噂とを聞くとき懼るな、
かかる事はあるべきなり、されど未だ終にはあらず。
即ち「民は民に、國は國に逆ひて起たん」
また處々に地震あり、饑饉あらん、
これらは産の苦難の始なり』
「終末の予兆」によれば、コロナ・ウィルスの次には食糧難による戦争、さらなる大地震の可能性があることも否めません。しかし、これは終わりの始まりに過ぎないのです……。
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