宇宙には超絶スピードで“根源的な時”を刻む「宇宙時計」が存在する!? しかも粒子と相互作用して… 謎だらけ“時間”研究最前線!

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 時間の時間とも言えるような根源的な宇宙時計が、恐ろしいほどのスピードで時を刻むメトロノームのように宇宙全体の時間を保っている可能性が最新の研究で明らかになった。科学ニュース「Science News」(7月13日付)などが報じている。

・「The universe might have a fundamental clock that ticks very, very fast」(Science News)

 物理学では、一般的に時間は第4の次元として扱われ、空間からは切り離されている。しかし、一部の物理学者は、時間を物理的なプロセスの結果だと推測しているそうだ。

 6月19日にアメリカ物理学会が発行する学術誌「Physical Review Letters」に発表された研究によると、もし宇宙時計があるとすれば、1秒の10億分の1の10億分の1の10億分の1の100万分の1以下の速さで時を刻んでいるはずだという。

・「Physical Implications of a Fundamental Period of Time」(Physical Review Letters)

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 素粒子物理学では、小さな基本粒子は、他の粒子や場との相互作用によって新たな特性を得ることがある。たとえば、ヒッグス場と相互作用した粒子は質量を獲得する。米・ペンシルベニア州立大学の物理学者マーティン・ボジョワルド氏によると、同じように時間を与える場というものがあり、それと粒子が相互作用することで時間を得るという。

 物理学において時間は厄介な代物だ。カナダ・ペリメーター理論物理学研究所のフラミニア・ジャコミニ氏によると、量子力学では、「時間はただそこにある固定された背景」だという。しかし、アインシュタインの一般相対性理論では、重力によって時間の流れ方が相対的に変わる。両者を合わせた量子重力を考える上で、この時間の取り扱い方の違いは大きな障害となる。

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