月の正体がますます不明に! 最新研究で年齢計算の大幅ミス発覚、やはり人工物か!?
■月の形成と地球のコアの形成時期が一致
月のマグマの海はきわめて熱く、深さ1000キロメートルに達するものであったという。その後、このマグマの海が徐々に冷えて固まるまでに2億年を要したのである。
月の年齢を見定めるために、科学者たちはマグマの海の凝固中に形成されたマグネシウムと鉄分に富んだケイ酸塩鉱物の組成が時間とともにどのように変化するかを計算した。
研究者たちは、凝固が進むにつれて、残っているマグマの海の組成に劇的な変化があったことを発見したのである。
今回の研究結果は、月が44億2500万年前(±2500万年)に形成されたことを示しており、これは地球のコアの形成が完了した時点に一致するということだ。ウラン鉛法による地球の金属コアの形成について以前に決定された年齢と驚くほど一致しているのだ。
「これは、月の年齢が地球の形成の最後に発生したイベント、つまりコアの形成に直接関係していることが示された初めてのケースです」と、ミュンスター大学のトルシュテン・クライン氏は語る。
我々地球人にとって最も身近な天体である月だが、その誕生については今回紹介した巨大衝突説のほか、宇宙人が地球を監視するために作り上げたとする人工天体説も囁かれ、れっきとした研究論文も発表されている。また、その構造に目を向ければ月空洞説や、裏側に月面秘密基地が存在するという証言もあり、一般の想像をはるかに超えた“正体”がしばしば指摘されてきた現状を忘れてはならない。月とは人類にとって一番身近な天体でありながら、一番謎多き天体であるといっても過言ではないだろう。今後、どのような新事実が明かされるのか、月についての新たな研究には今後も注目していきたい。
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2024.10.02 20:00心霊月の正体がますます不明に! 最新研究で年齢計算の大幅ミス発覚、やはり人工物か!?のページです。月、地球、仲田しんじ、衛星、宇宙開発、巨大衝突説などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで