【永久保存版】フェイクUFO写真の“あるある”をプロが完全解説!「騒ぐ前にチェックすべき項目」宇宙現象観測所の所長が怒りの寄稿
■鳥や虫の誤認
カメラやスマホで撮影した写真で、鳥や虫が高速でカメラの前を横切っていたような場合、撮影者には視認できなくても、“不思議な物体”のように写り込んでしまうケース。
東京湾上空を上昇気流に乗って飛ぶ鳥。鳥も様々な飛行形態を呈するため、よく誤認される。
白い鳥が太陽光を反射してハレーションを起こす場合も多い。
有明海のノリの養殖棚付近で撮影された謎の物体。偶然にも海鳥がカメラの前を横切った瞬間。
虫(トンボ)がカメラレンズの近くを高速で移動すると、このような「スカイロッド」となる。未確認飛行生物として報告されるケースもある。
■ドローンの誤認
最近のドローンは、スピードレース用であれば時速百数十kmを超える高速飛行が可能なものまで出てきている。
ドローンの場合は機体を空中で安定させる目的でローター用の腕が最低でも4本、多い場合は8本かそれ以上存在する。また、高性能ドローンは年々巨大化しており、荷物運搬用のものまで登場しているため、ますます誤認は増加するだろう。
離着陸用のギア(足の部分)も必ず付いているなど、形状にはかなり特徴があるので識別は比較的容易だ。
ANNニュースで紹介された、飛行禁止の東京・皇居付近を飛行する照明付きドローン(参照:ANN NEWS)。基本的に都市部内でのドローン飛行は無許可の場合はすべて禁止である。
■特殊な空中現象、自然の驚異
ごくまれに、自然が創る不思議な珍しい現象が撮影される場合もある。これらも、普段見慣れないものであるためUFOと誤認される場合が多い。
球体状のレンズ雲(参照:月刊『ムー』)
■蜃気楼現象が創る驚異の自然現象
これは海外の砂漠地帯などでよく見かける現象だが、日本では夏場の自動車道などを除き、大掛かりなものは大変珍しい現象だ。蜃気楼現象で地上から物体が浮いているように見える。地上を飛行する謎の物体として報告されるケースもある。
サハラ砂漠の空中に浮かぶ謎の巨大未確認飛行物体。実は、遠くの巨大な岩山が蜃気楼で空中に浮いているように見えているだけ。
■宇宙探査機が撮った画像などの誤認
火星探査機のレンズについたゴミかキズと考えられる。
■凧などの誤認
飛んでいる凧を遠くから見ると、角度によってはまるで龍のような未確認空中物体に見えることもある。
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2024.10.02 20:00心霊【永久保存版】フェイクUFO写真の“あるある”をプロが完全解説!「騒ぐ前にチェックすべき項目」宇宙現象観測所の所長が怒りの寄稿のページです。UFO、人工衛星、ガラス、SID-1、SPOC、UAP、宇宙現象観測所センターなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで