【日本経済・予言の対談】元ボスコン鈴木貴博×カリスマ経済ブロガー・玉蔵! コロナと陰謀、秘密結社と監視社会を語る!
■キツい管理社会の到来 アリババと中国共産党の闇とフリーメイソン
――本書でも、コロナ終息後、結果的に先進国の中で中国が経済的被害が少なく立ち直りも早いと評価されるはずとありました。そして、世界の先進国が中国のよいところ…デジタルチャイナを取り入れるという怖い予言が。
鈴木 そうですね。とにかく自由主義の先進国が社会主義国家よりもコロナで痛手を受けましたから、世界の政治家がより強い権力に関心をもつようになったのは、大きくて怖い変化です。そして僕は、世界がデジタルチャイナを模倣して、あまり嬉しくない管理社会が訪れる可能性を危惧しているんです。玉蔵さんとしては、それを狙っている人がいるということですね。
玉蔵 そういうことです。
鈴木 中国はデジタル監視社会を築いたことで犯罪率が低下するなど、うまくいってますからね…。
玉蔵 「天網」(AIを用いた顔認証テクノロジー。監視カメラのデジタル映像から個人を自動的に識別することができる)で全部管理していますしね。
鈴木 「天網」。英語で言うならスカイネットですから、映画「ターミネーター」から名前を拝借したといわれていますよね。機能としては、エドワード・スノーデンが告発した通信傍受システム「エシュロン」の中国版みたいな感じ。
玉蔵 そんな監視社会の中、江沢民の孫である江志成氏は中国大手企業の影の所有者だといわれている。アリババなんかもそうですね。
鈴木 アリババといえば面白い話があります。アリババって、ジャック・マーが創業したじゃないですか。中国の企業にも、日本同様に社長から役員というピラミッド構造があるわけですが、ある地点を境に、社長に続くラインと、中国共産党に続くラインの二股に分かれるんです。共産党トップとつながる別ラインができるんですね。つまり、一つの企業に二つのラインができているということです。そして、中国企業は成長とともにこの共産党ラインの力が強くなる傾向がある。ジャック・マーが追い出されたのもそうしたいきさつがあります。ですから、今後のアリババは完全に共産党の企業になると予想しますね。
玉蔵 多くの中国人が普段使いしているアリババグループの決済アプリ「アリペイ」のマスコットキャラクターは「一つ目」のありんこなのです。一つ目といえば、フリーメイソン。私としてはアリババも“完全に闇と繋がっている”という印象なんですよね。
鈴木 ははは、一つ目ですか!
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【日本経済・予言の対談】元ボスコン鈴木貴博×カリスマ経済ブロガー・玉蔵! コロナと陰謀、秘密結社と監視社会を語る!のページです。対談、玉蔵、鈴木貴博、日本経済、アノミーなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで