【謎】「宇宙のヤバすぎる5つの終わり方」を物理学者が解説! 未知のエネルギー、高次元の膜、偽の真空…
2020.09.08 16:00
3.ビッグリップ(The Big Rip)
具体的には暗黒エネルギー(Phantom Dark Energy)と呼ばれる神秘的な概念で、時空が不安定になるまで宇宙の膨張を加速させる元になる未知のエネルギーが導く宇宙の終わりだ。
マック氏はそれを「有限時間での宇宙の恐ろしい破壊」と表現している。膨張が加速することで空間がゆがみどんどん不安定になり、銀河は軌道から解き放たれる。やがて惑星をはじめ宇宙の全ての物質はこの加速の影響により未来のある時点でバラバラになって雲散霧消し、事実上宇宙は崩壊するという。
4.バウンス(The Bounce)
当然ではあるがビッグバン以前に何があったのか、“時間”が始まっていない状態であるため“無”であったとしか言えないものである。
このバウンス理論は我々が見たり理解したりできるすべてのものは、高次元の領域に存在する想像を絶する広大な膜の間の泡のようなものとして存在するというものだ。
ビッグバンの最初の“火花”は、これらの2つの膜が接触したときに起こり、次に再び接触した時には、宇宙全体が瞬時にして破壊される可能性があるということだ。
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