「永遠の命を得るガチ技術TOP３」を発表！ 人間のデジタル化だけでなく…超富裕層が模索する不老不死”のリアル

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3.人間のデジタル化

　人間の性格、知識などといった記録をコンピュータ上に記録し、身体を機械化、デジタル化することで永遠の命を手に入れる……という試みもある。テスラ社CEOイーロン・マスク氏は、人間の脳を記録してデジタル化する技術開発に力を入れており、その第一歩として脳に埋め込むデバイス「Neuralink」をすでに発表している。

　米国の新興企業「Nectome」と「Terasem Movement Foundation」は、脳全体の情報を監視・記録し、完全なパーソナリティとしてデジタル化する研究を進めている。現在のところ、このプロセスは「致死的」で、コンピュータ上で新たな「生」を得られるようになるにはまだまだ遠い。だが、この方法に期待する億万長者は多いようで、前述のマスク氏と共に人工知能研究の新興企業「Open AI」を立ち上げた投資家サム・アルトマン氏も、「Nectome」と契約を結んでいるという。

　不老長寿や永遠の命は人類の悲願だ。とはいえ、新たな技術が生まれれば、新しい問題が起きるのもまた必然である。それがどのような形で実現するかはわからないが、その費用は富裕層にしか賄えないのは間違いなく、いずれ富裕層は「既存の人間とは別の種へと進化する」という予想すら存在する。

　だが、それ以前にも課題は多いだろう。冷凍された大昔の病人をわざわざ解凍する意義はあるのか、親が永遠に生き続けることを子供は望むのか、世代交代が起こらない世界に発展はあるのか……。超富裕層たちの野望が実現したその先には、一体どのような未来が待つのだろう。

参考：「Daily Star」ほか

TOCANA編集部

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