「永遠の命を得るガチ技術TOP３」を発表！ 人間のデジタル化だけでなく…超富裕層が模索する不老不死”のリアル

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2.身体の冷凍保存

　現代の医療で治せない怪我や病気を負ったのなら、それを治せる時代が来るまで身体をそのまま保存し続ければいい——。そんな単純なアイデアを実現させるのが、人体の冷凍保存（クライオニクス）である。この方法は20世紀中頃にはすでに実現し、1967年には最初の一人が超低温で冷凍保存された。これまでに数人が冷凍されているが、今のところ蘇った者はいない。

　クライオニクスは今も人気があるようで、前述のティール氏やその同僚ルーク・ノセック氏、米国の有名司会者ラリー・キング氏などが、死ぬ時に身体を冷凍保存する契約を結んでいるという。

　気になるその費用であるが、米NGO「アルコー延命財団」に依頼した場合、全身の冷凍保存なら日本円にして約2000万円、頭部だけなら約800万円ほどとなる。また、ペットを一緒に「連れて行く」プランもあり、犬や猫なら約50万円、鳥なら約10万円ほどで冷凍保存してくれるとのことだ。

 
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