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富裕層に核シェルターがバカ売れ中！ “陰謀資本主義”時代の中心人物はアノ人！

2020.10.05 16:00

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富裕層に核シェルターがバカ売れ中！陰謀資本主義時代の中心人物はアノ人！の画像2 — 画像は「YouTube」より

　ライジング・S・カンパニーの一般的なシェルターは4万ドル（約420万円）で購入できるということだが、スイミングプールとホットタブ、ボーリング場、ホームシアターを備えたハイエンドのモデルは800万ドル（約8憶4000万円）であるという。

　一方、Vivosは宣伝資料にあるように「現代のノアの箱舟」、「人類のバックアップ計画」、「乗り越えて生き残るためのソリューション」として販売されており、より喫緊で陰謀論的な懸念を持つ人々に対応している。同社は、機能的にシェルターとコンドミニアムの複合施設である“地下子宮”を提供していると説明している。各ユニットは「最悪の事態が終わる」までメンバーが地表に戻る必要がない「自律的な地下生存」を約束している。宣伝されている費用は、1ユニット（1人用）あたり3万5000ドル（約370万円）だ。

「xPoint」と呼ばれる同社の世界最大と宣伝されているシェルター複合施設はサウスダコタ州のブラックヒルズにあり、1960年代後半に陸軍によって廃止された軍需品保管施設を大規模に改修したものだ。表面積の半分は草原に覆われ、各シェルターは2200平方フィートで天井はアーチ型になっていて、出入口は頑丈な防爆ドアに守られている。このシェルターが役立つ日がこないことを祈りたいものだが……。

■“隠れて暮らす”裕福な人々

　米誌「The Atlantic」オンライン版の記事で、筆者のアニー・ラウリー氏はこのシェルターをはじめとするビジネスの隆盛について「陰謀資本主義の時代」と評している。今のビッグビジネスを動かしているのは“陰謀論”であるというのだ。

「シェルタービジネスは、あなたが陰謀資本主義と考えるかもしれないもののただ一つの具体化、最も壮大な具体化です。もちろん、陰謀論自体は一大ビジネスであり、本、ビデオ、セミナー会議、およびあらゆる種類の商品を販売しています。それから、サプリメント、サバイバルギア、そしてシェルターなどの商品を販売するための陰謀論を促進するビジネスがあります。アレックス・ジョーンズと彼の“InfoWars帝国”は、この陰謀資本主義の中心にあるブラックホールです」（「The Atlantic」より）