【激ヤバ動物実験】頭蓋骨に“穴を開けられた”サルたちが不憫すぎる! “モンキーロボトミー”を世界が批判、医学の闇か!

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「Daily Star」の記事より

■サルの脳実験は「複雑な脳機能」を研究する唯一の方法

 アニマルライツ活動家グループに名指しされたルーヴェン・カトリック大学だが、それでもこの実験は必要であると反論している。研究チームはサルを使った動物実験はアルツハイマー病の研究におけるブレークスルーをもたらすものになると説明しているのだ。

「残念ながら、脳の研究で使用される実験動物に代わる十分な代替手段はありません」と研究チームは同大学のウェブサイトで言及している。

「特定のプロセスは試験管で研究することができます。いくつかの研究は人間で行うことができます。ただ、その他の場合には、動物が必要です」(同大学ウェブサイトより)

 そして研究チームはサルの脳実験が「複雑な脳機能」を研究する唯一の方法であると主張しているのだ。

【激ヤバ動物実験】頭蓋骨に穴を開けられたサルたちが不憫すぎる! モンキーロボトミーを世界が批判、医学の闇か!の画像3
「Mirror」の記事より

 研究チームはサルを使った実験により、アルツハイマー病と、肥満、脳損傷、身体活動の欠如などの他の問題との関連性が確認されたことを報告している。そして現在人間でテストされているアルツハイマー病の薬は、以前にサルでテストされたために安全であると認められたものであると説明する。

「実験動物はよく世話をされ、可能な限り最良の状況で飼育されています。彼らは豊かな質の高い生活のために小さなグループで暮らしています。良い世話と住居は動物にとって重要であるだけでなく、研究の質を保証するためにも重要です」(同)

 研究者たちは実験動物は快適な環境で飼育されており、動物虐待など行われていないと強く訴えている。

「動物が自然の能力を発達させることができた場合にのみ、動物について有意義な研究を行うことができます。サルは非常に広々とした住居を持ち、自然環境を可能な限り模倣しています」(同)

 つまり実験動物は満たされた生活を送りストレスのない状態でなければ、精度の高い実験が行えないというのである。医療の進歩に貢献してきた動物実験だが、その意義と動物の権利についてはまだまだ議論を続けなければならない。

参考:「Daily Star」、「Mirror」、ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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