ブラジャーで埋め尽くされた「ブラ寺」全焼事件の怪！ 謎の僧侶、M家の墓、呪いのリカちゃん人形… ヤバすぎる噂に迫る！

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　情報筋の話を聞く限り、件の僧侶は、位牌の供養をすること自体が目的ではなかったようだ。まず位牌のお焚き上げをやり、その後で位牌堂自体を取り壊そうとしていたものと考えられる。位牌の数は、数千に及ぶので、少しずつ場所を移していたのだろう。最終的には、すべての建物を取り壊して、山を元の姿に戻そうとしていたようだ。

　廃墟マニアからすれば、ブラジャーを使ったオブジェがどうなったのかが一番気になるところだろう。それは、心配ない。DQNによって荒らされてはいるが、本堂の前にある建物の中には、かなりのオブジェが残されている。『祭壇』が作られている部屋には、厨子や写真、名刺などが置かれていたが、これらもほぼそのままになっている。

　奇妙な張り紙も貼られていた。それは、“M家”という特定の女性たちをターゲットにしたものだった。M氏は、愛知県内でヨガ教室を経営している女性を指しているものと考えられているが、真相は分かっていない。この寺に関係していた人物であることは予想できる。

　奇妙な張り紙は、その他にもある。「ヨガ教室で怪我をした」、「ダイエットに失敗した」なとど書かれているものも散見された。恐ろしいのは、５寸釘が打たれているリカちゃん人形や“M家の墓”というオブジェがあることだ。

　怨念が渦巻いている“ブラ寺”。今後、何が起こるかまったく予測できない。「ちょっと見に行ってみよう」などと言って、この寺に近づくのは止めた方がいい。何者かによって身柄を拘束される可能性もあるからだ。

文・写真＝小倉門司太郎

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