「日本のUFO情報はフェイクばかり」宇宙現象観測所の所長が立腹! “本物と偽物を完全に見分ける”世界が認めたUFO観測機「SID-1」誕生の経緯を独占激白!

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イメージ画像:「Getty Images」

 2020年4月27日に発表された「歴史的な海軍のビデオのリリースに関する国防総省の声明」において、米国国防省は、2004年11月と2015年1月にF/A-18ホーネット搭載の赤外線カメラが撮影した映像がUAPであると正式に認めた。

 さらに米国防省は2020年8月4日、UAPタスクフォース(UAPTF)の設立を承認した。UAPの性質と起源を調査するとともに、米国の国家安全保障に脅威をもたらす可能性があるとしてUAPを検出、分析、およびデータベース化するという。これに応じるかのように、日本政府もようやくデータ集めに取り掛かろうとしている。

 日本に目を向けると、水産庁の調査船・開洋丸が過去に二度にわたってUFOと接近遭遇し、雑誌「日経サイエンス」に掲載され重要事件となっている。さらに1975年、山梨県甲府市のブドウ畑で複数の小学生が着陸したUFOと搭乗者と接近遭遇し、後日その場所に異常な放射線量が検出された事件。

 加えて、著名科学者たちのUFOに対する見解と分析結果を一挙に紹介しよう。

・ UFO地球外仮説を徹底的に批判したドナルド・メンゼル博士のコンドン調査委員会でさえ、膨大なUFO写真のうち2%が正体不明の飛行物体、すなわちUFOとしている。

・ 米空軍のUFO調査機関「プロジェクト・ブルーブック」が分析した目撃情報のうち、気球、航空機、鳥、天体などを除いた26.94%が識別不能、つまりUFOと結論している。

・ 原始物理学者のスタントン・T・フリードマン(ウエスティングハウス社 宇宙原子力研究所)は、UFO目撃報告を分類した結果、天体21.8%、航空機21.6%、識別不能が10.9%つまりUFOと結論している。

・ 元ノースウェスタン大学天文学教授および学部長のJ・アレン・ハイネック博士は、「もしもUFO現象に科学的に注目すべき点がないなら、大衆の信頼にこたえるよう、明確な解答をする義務がある」と述べている。

・ 元テキサス大学宇宙科学上級科学者のG・C・ヘンダーソンは「英知を集中させ、集中的な調査を行いUFOを研究し、できればUFO搭乗者とコミュニケーションをとることで、我々の知識を拡大させる」と述べた。

 実に勇気づけられる言葉の数々。UFOのフェイク画像や動画はあふれているが、UFOが存在することに疑問の余地はないのだ。後編(18日9時に配信予定)ではSID-1が備える数々の機能について、詳しく解説していきたい。


参考:「宇宙現象観測所センター(SPOC)」、ほか

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文=北島弘

Space Phenomena Observatory Center(SPOC) 宇宙現象観測所センター
所長兼CEO

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