米軍、テレパシーができるアルゴリズムを遂に開発へ! 心の中で話しかけて会話…兵士の行動も完全制御!
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米軍が脳信号を使ったテレパシーを可能にするアルゴリズムを開発したという。
米政府情報サイト「Nextgov」(11月16日付)によると、米陸軍の資金提供を受けた研究者らが、脳信号を個別にモデル化して解読できるアルゴリズムを開発したという。同研究は学術誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」に発表された。
研究を主導した米・南カリフォルニア大学のマリアム・シャネチ教授は、声明で「私たちのアルゴリズムは初めて、特定の行動に関連する脳信号の動的パターンを分離することに成功しました。また、このアルゴリズムはそうした特定の行動を解読する上で既存の方法よりもはるかに優れています」と述べた。
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米陸軍戦闘能力開発司令部陸軍研究室のプログラムマネージャーであるハミド・クリム博士によると、このアルゴリズムを利用することで、兵士が自分の疲労を認識する前に、アルゴリズムが疲労を検知し、警告を発することができるようになるという。
現在はまだ脳からの信号を解釈する段階だが、今後は兵士の特定の行動に対して修正行動を取るよう促す信号を送る技術も開発していくという。ディストピア的な見方をすれば、今後兵士は半機械化され、自分の意思を失った戦闘ロボットになっていくのかもしれない。個人の規律や集団の統制は軍隊に必須不可欠な体質だが、脳インターフェースによるコントロールはその極致と言って良いだろう。さらに、規律教育を大きく簡略化できるとなれば、私情に左右されず、ミスなく淡々とミッションをこなす優秀なレディメイド兵士を量産することができる。軍隊にとってこれほど都合の良いことはない。
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