英老舗雑誌「不正選挙」だという記事掲載! 米大統領選”9つの極めて奇妙な現象”と奪われたトランプ勝利

 投票日から1カ月を過ぎても当選が決定しないという前代未聞の展開を見せている米大統領選挙は、やはり不正選挙であったのか――。イギリスの老舗クオリティマガジン「The Spectator」の記事では、今回の米大統領選挙が不正選挙であった理由を事実に則して解説している。

■2020年米大統領選、不正疑惑の数々

 この度の米大統領選挙で不正が行われていたのか――。ワシントンD.C.とロンドンに拠点を置くシンクタンク「Democracy Institute」の創設者にしてディレクターであるパトリック・バシャム氏が英誌「The Spectator」に寄稿した記事では、今回の米大統領選においてアメリカの民主主義を揺るがす“きわめて奇妙なこと”が続けざまに起こっていたことを解説している。

「The Spectator」の記事より


 まず前提として、トランプ大統領は二期目に挑む現職として過去最高の得票数であったという事実だ。しかもトランプは2016年時より1100万票多く獲得したが、これは現職として史上3番目に大きな支持票の増加である。ちなみにオバマ大統領が2012年に再選された時、2008年より350万票少なくなっていた。

 出口調査によると、共和党員の95パーセントがトランプに投票し、2016年の前回よりも黒人有権者の支持を50%増やしている

 さらにトランプは、全国のヒスパニック投票の彼のシェアを35%に増やした。ヒスパニックの支持率が60%以下で、民主党の大統領候補がフロリダ、アリゾナ、ネバダ、ニューメキシコに勝つことは計算上不可能である。

 選挙の趨勢を占うとされる「ベルウェザー(bellwether)州」は、2016年よりもトランプへと大きく動いた。フロリダ、オハイオ、アイオワはそれぞれ、米メディアの世論調査に反しトランプの大勝利であった。1852年以来、この3州を獲得した後、選挙人団を失ったのはリチャード・ニクソンだけであり、ジョン・F・ケネディに接戦で敗北した1960年の大統領選挙は依然として大きな疑惑の対象となっている。

 中西部のミシガン、ペンシルバニア、ウィスコンシンは常に近傍のオハイオとアイオワと同じ方向に振れる。オハイオもフロリダと同様に鍵となるスイングステートである。現在の得票記録を見ると小都市の例外を除き「ラストベルト」はトランプ側に揺れ動いたことが浮き彫りになっている。

 バイデンは、デトロイト、フィラデルフィア、およびミルウォーキーでの“雪崩のような黒人票”で、ミシガン、ペンシルベニア、およびウィスコンシンでリードしている。バイデンの“勝因”は、偶然にもこれらの都市の爆増した黒人票から得られたものといえる。しかしほかの州でバイデンははこれほどの黒人支持を受けていない

 バイデンは史上最も多い票を獲得したといわれているが、しかし彼が勝利した郡数は全体の17%と記録的に低い。2008年にオバマが勝った873郡とは対照的に、バイデンは524郡しか勝ち取っていない。それでもどういうわけかバイデンは総投票数でオバマを上回ったのだ。

 勝利を収めた大統領候補、特に挑戦者は通常は「便乗効果」を発揮して所属政党の追い風となる。しかしバイデンには便乗効果は見られず、共和党は上院の議席を守り、下院では27の接戦のすべてに勝利し大きく議席数を伸ばして「赤い波」に乗った。また共和党は州議会の議席を1つも失うことはなかった。

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