愛しているなら「コンドームを使ってはいけない理由」を東大教授が完全解説！ 百年の恋も冷める20の禁則事項、ゴム有セックスは女体オナニー？

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　さて、〈漏れやすく系〉に移りましょう。【禁則事項その９】巻き下ろしにくいからと、広げながら装着。空気やゴミが入って緩んでしまいがちです。【禁則事項その10】陰毛を巻き込んでいる。根元に異物が挟まっていちゃダメなのは言うまでもありません。

　全体の空気抜きが甘いのが【禁則事項その11】。「根元まで巻き下ろした後、上下に撫でてゴムと皮をなじませる」というのが意外に大切だとか。包皮がまくれてゴムとの間に隙間ができていたりしますからね。そして【禁則事項その12】早めに着けてスタンバイする。これ、用意周到で良いことのように思われがちですが、絶対ダメ。なぜか？　着けたあと萎えて、そのまま再勃起、なんてことになりがちだからです。空気が入り込んでブカブカになっている可能性大。一度萎えたらコンドームは捨てましょう。

　こんなわけで、いくつもの禁則事項に登場する「空気」。空気はコンドームの大敵なのです。空気といえば雰囲気。そう、〈着けたら萎えるな〉つまり二人の関係性、ムードが関わってくる。とりあえず着けたらすぐ挿れるのが無難なわけですが、そんなのムードがない、挿入のタイミングは二人の呼吸で流れるように決めたい。ごもっともですが、ならば着けたあと性的興奮が維持されるよう、よほどいいムードを保たねばなりません。ムードは、心理的楽しみだけでなく、避妊という物理的理由のためにも大切なんですね。

　同じ理由で、中折れも禁止です【禁則事項その13】。中折れの予感がしたら中断して、新しいコンドームでやり直し。事前だけでなく最中も、ムードとノリが重要なのです。

　〈漏れやすく系〉の変種として、【禁則事項その14】表裏を間違えて装着しかけて、ひっくり返して着け直す。これ、盲点かもしれません。勃起したペニスからは我慢汁が出ていたりするので、ゴム表面に付着した精子が膣に侵入する原因になります。表裏間違えたコンドームは、これも捨てましょう。

 
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