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愛しているなら「コンドームを使ってはいけない理由」を東大教授が完全解説！百年の恋も冷める20の禁則事項、ゴム有セックスは女体オナニー？

2020.12.28 14:00

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愛しているなら「コンドームを使ってはいけない理由」を東大教授が完全解説！百年の恋も冷める20の禁則事項、ゴム有セックスは女体オナニー？の画像5 — 画像は「getty images」より

　〈外れやすく系〉に移ります。【禁則事項その15】根元まで巻き下ろさずに挿入してしまう。これもちろん、摩擦でコンドームが外れる原因になります。

　さて、最も外れやすい瞬間といえば、事が終わって膣からペニスを抜くときですが、ハンズフリーで抜くのは【禁則事項その16】。ペニスとコンドームの根元をしっかり指で押さえながら抜くべし。いや、事の最中も油断できません、根元まで深く挿入するのは【禁則事項その17】。

　え？　根元まで刺しちゃダメ？……残念ながらそうなんです。小ぶりの男子にとってはとくにキビシイ……。それと、挿入が深くなりがちな体位はお勧めできないことにもなります。たとえば最も親密な仲良し体位である〈対面座位〉は禁じられたも同然。密着するな、〈避妊距離〉を守れ、です。

　体位が限られるのはイタイが、もっとヤバい禁則事項が控えていますよ。心して聞いてください。【禁則事項その18】射精後に余韻を楽しむ。これ、厳禁です。挿入したままでペニスが縮むと、コンドームが外れて膣の中に残ってしまう。惨劇ですね。

　射精したら根本を押さえてただちに抜け。しかも、抜くだけで安心するな【禁則事項その19】。互いにすぐ離れろ。膣に精液が入り込む危険があるからです。

　終了・即・離れる。これ、男の生理を誇張して形象化した動作……。男は射精後、急速に冷め、性欲もロマンチックな気持ちも引いていきます。このいわゆる「賢者タイム」の訪れは生物学的必然なので、男の身勝手でもなんでもない。でも女からみれば男都合の不愉快な反応なので、賢者タイムを遮り、愛情確認を長引かせられるかどうかが、女の勝負所でしょう。ところがゴム着けセックスは、イッたらすぐ離れろ、緊急退避、そう命じるのです！　皮肉なことに、男側のやさしさゆえに。避妊への協力精神ゆえに。そのやさしさの表現たるもの、「女を置いてさっさと逃げる」動作なのだ……。

　ある女性の証言によると、膣の中でペニスが縮み始めるのを感じるのは、まことに心地よいのだとか。そのとき女体もシンクロして一緒にイケたりもするのだとか。そんな「同時オルガスム」[3]の法悦を、コンドームイデオロギーは禁じてしまうのです……。

[3] 正確には「タイムラグオルガスム」だが、ズレのぶん互いに相手のピークを感じやすくなるから、同時にイクより楽しそう。