【年末ジャンボ】宝くじ高額当せんで「地獄に堕ちた」人々6選!! 重病、ヤク中、命を狙われ… 不幸になる人の共通点とは!?
毎年この時期になると「年末ジャンボ宝くじ」を購入して一攫千金を夢見る読者も多いのではないだろうか? しかし、高額当せんを果たした人々が必ずしも幸せになるとは限らないのが宝くじだ。たしかに、人生が大きく変わった人が多いようだが、それが必ずしも良い方に向かうとは限らないのだ。しかも、そのような人々には驚くほど多くの共通点があることも興味深い。
■19歳の高額当せん者の転落人生
英国のゴミ収集員だったマイケル・キャロルは、19歳だった2002年に購入した宝くじが当選し、14億円相当の賞金を手にした。だが、それが彼の悲惨な人生の始まりだった。
豪邸に引っ越し、金の宝石を買い、贅沢三昧の日々を過ごした。だが酒と麻薬とギャンブルに溺れる生活が始まり、気がつくと麻薬とアルコール中毒になっていた。そして当せん金は10年のうちにギャンブルで使い果たし、妻子にも逃げられた。
さらに麻薬所持により刑務所暮らしとなり、出所後に2回自殺未遂を図る。その後、キャロルはスコットランドのクッキー工場に就職し、週にたったの300ドル(3万円)相当の稼ぎで生計を得ることに。
当せんした当時は未成年だったキャロルだが、人生経験の不足によって大金を有効に使う道も考えず、酒や麻薬など快楽に溺れる道へと堕ちてしまったのだろう。
■子供の重病で当せん金が底をついた
スザンヌ・マリンズは、1993年に米バージニア州の宝くじで420万ドル(約4億3千万円)を獲得し、当選金は年払いを選択した。だが、その後に義理の息子が重い病気になり、無保険だったため医療費が100万ドル(約1千万円)に達し、年額の支払いが底をついてしまう。
そのため、彼女は宝くじの当せん者を支援する特別な財団から、賞金を担保として約20万ドル(約2千万円)を借りることとなった。マリンズは最終的に残りの賞金をまとめて受け取る方式に変更したが、そうして得た莫大な金額も、まもなく使い果たしてしまった。それでも彼女には15万ドル以上の借金が残っていたため、財団は2004年に彼女を訴えた。
マリンズの場合は他のケースと異なり、贅沢三昧の生活を送っていたわけではない。しかし、日本のような手厚い健康保険がない米国では、このような病気による散財はよくあるパターンだろう。
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