サンタクロースは「幻覚キノコ」を配るヤバイ奴だった! クリスマスツリーが証拠…シャーマンか!?
2020.12.25 12:00
また、クリスマスのシンボルであるクリスマスツリーにもシャーマンの伝統が根差しているという。聖なるキノコ(ベニテングダケ)は針葉樹やカバノキの根本に植生する、深紅に白いドット模様のキノコだ。だから、クリスマスにはツリーが必要とされ、赤と白の装飾品をそれに飾りつけるというわけだ。
そして、最も幻覚キノコが深く関係しているのは空飛ぶトナカイの存在だ。北極圏にトナカイは多く生息し、キノコを捕食することもある。そうしたことから、幻覚キノコを摂取したシャーマンが、空飛ぶトナカイの幻覚を見ていたはずだというのだ。
このように元祖サンタクロースはとても子供には見せられない18禁的存在だった。それが歴史の中で他の神話や民話と融合しつつ、現在の無害なサンタクロース像に昇華されていったというわけだ。シンボルを巧みに操作し、物語を換骨奪胎してしまう人類の狡知と言えるだろう。
参考:「Collective Evolution」、ほか
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