救急車内で臓器を無断摘出&売却していた鬼畜医師を逮捕! “とれたて臓器”の即配でボロ儲け=中国
中国には臓器売買のブラックマーケットがあるといわれているが、はたしてその実体は――。先日、中国の医師たちが11人の死者の臓器を違法に摘出していたことで逮捕された。
■偽装した救急車両内で臓器摘出
闇の臓器売買はどのような手口で行われているのか。その手法の一端が垣間見える医師たちの悪行が明らかになった。
シ・シャンリン氏は亡くなった母の死の当日、肝臓と腎臓が事前の同意なく「寄付された」ことに納得できなかった。国の公式臓器提供者登録簿に母親の名前が見つからなかったことで、何かがおかしいことに気づく。シャンリン氏がこの件を法務当局に報告したことで警察が動き、臓器売買の手口の一端が明らかになったのである。
中国当局の報告によると先日、医師4人を含む6人が臓器売買に関わっていたとして有罪判決を受けて投獄された。
有罪判決を受けた医療従事者は、すべて安徽省・蚌埠市(ほうふし)の国営病院に勤務し、死亡した人々の家族に偽造した公式臓器提供契約に同意し署名するよう説得を図っていたという。そして日本円にして約320万円を遺族に支払っていた。
臓器売買の手口も明らかになっている。上海を拠点とするニュースサイト「The Paper」の記事によると、彼らは偽装した救急車両内に脳卒中や交通事故で死亡した者の遺体を運び入れて、車両内で遺体から臓器を摘出し、移植手術を待つ患者がいる病院に届けていたのである。いわば“採れたて”の臓器を最短時間で届けるサービスを行っていたのだ。もちろんそれだけに高額な違法医療となる。
これまでの捜査でこの6人は11人の臓器を違法に摘出し、病院を介して希望する患者に提供していたことがわかっている。しかし彼らの手口から見て、もっと多くの違法の臓器売買が行われていたことは間違いないだろう。
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2024.10.02 20:00心霊救急車内で臓器を無断摘出&売却していた鬼畜医師を逮捕! “とれたて臓器”の即配でボロ儲け=中国のページです。死刑囚、仲田しんじ、臓器売買、ウイグル、医療犯罪、ブラックマーケット、法輪功、救急車などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで