「5次元への入り口となる新しい素粒子」が見つかりそうだと判明! カギを握るスカラー粒子とは?
2021.02.06 10:00
そのため、「このような新しいスカラー粒子の存在を確認することは、ダークマターの発見に向けたエキサイティングな道を開くことになる」(研究チーム)という。
2021年にヒッグス粒子が発見されたように、この新たな素粒子もまた将来において発見されるかもしれない。その時は彼らがノーベル物理学賞の第一候補になることは間違いないだろう。とはいえ、今回の論文で提案されている粒子はあまりにも重いため、現在の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)では生成することはできないという。次世代の加速器でも出力の関係から非常に困難だと見られているが、たとえば、重力波の観測により間接的な証拠が見つかるかもしれないとのことだ。今後の研究に期待したい。
参考:「VICE」、ほか
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