【偉業】中国がグーグル製の100億倍速い量子コンピュータで「量子超越性」の実証成功! スパコン「富岳」涙目!

 中国の研究チームが量子コンピュータ開発において「量子超越性」を実証したことを発表している。いったいどれほどの計算速度の量子コンピュータを開発したというのだろうか。

■中国が世界最速の量子コンピュータを開発

 日本が誇る世界最速のスーパーコンピュータである「富岳」だが、このスパコンがまったく太刀打ちできないコンピュータが存在する。それが量子コンピュータだ。

 中国科学技術大学の研究チームは先日、スーパーコンピュータよりも100兆倍速く、「量子超越性」を達成した最速の量子コンピュータ「九章(Jiuzhang)」を開発したと発表した。

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「Science Alert」の記事より

 量子超越性(Quantum Supremacy)とは、スパコンをはじめとする現在のコンピュータでは現実的には計算が不可能なタスクを別次元のレベルで高速に実行できることを指す。例えばこの九章は世界3位の中国産スパコンで25憶年かかる計算を、なんと200秒で終えることができたのである。

「量子超越性」を2019年に世界で初めて達成したのはグーグルの量子プロセッサ「Sycamore」であるとされている(当初IBMはこれに異議を唱えた)。そして「Science」で12月3日に発表された研究では、この九章はそれよりも100億倍高速であると報告している。

 中国は量子コンピューティングに多額の投資を行っており、政府当局は「国立量子情報科学研究所」に100億米ドル(約1兆400億円)を費やしていると「NDTV」は報じている。科学系メディア「Live Science」によれば、中国は今や量子コンピューティングの世界的リーダーであるということだ。

 量子コンピュータは、量子的現象を活用して特定のタスクで従来型コンピュータよりもはるかに優れたパフォーマンスを発揮することができる。

 従来のコンピュータが0か1のビットを使って計算を実行している一方、量子コンピュータでは「量子的重ね合わせ」によって0と1の状態と同時に0でもあり1でもある状態も取れる「量子ビット」を使って計算の手続きを劇的に減らすことができ、結果的に計算速度が飛躍的に速くなるのだ。

 そして今回、中国の研究チームが光子を操作するデバイスを使って「量子超越性」を達成し、量子コンピューティングの分野で新たな偉業を成し遂げたのである。

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