走行中にトンネルで突然消失した「時空移動列車」の実話とは!? 霧に飲み込まれ、別の時代にワープ… 世界中で多発!
■世界中で目撃されている“タイムトラベル・トレイン”
驚くべきことに、こうしたケースは過去にいくつか語り伝えられているという。
まだ鉄道も列車もなかった400年以上前、イタリア・モデナの修道士が、奇妙な服を着た人々が乗った大きな金属製の“チューブ”を見たと記録に残している。金属製ということは現在の電車車両なのだろうか。
ほかにも1845年にメキシコで精神科医が一度に104人のイタリア人のグループを診察することになったのだが、精神が錯乱しヒステリーを起こしている彼ら彼女らは皆一様に、見たことのない服を着ていて、電車に乗ってローマからやって来たと説明したという。そして彼らのうちの1人は製造年が1907年のタバコのパッケージを持っていたのである。この人々は未来から列車に乗ってやって来た“タイムトラベラー”なのか。
また1955年のウクライナの小さな村、ザヴァリチ(Zavalichi)近くのケースでは、音を立てて走っていた旧式の3両編成の不思議な列車がしばらくすると完全に沈黙して停まり、数羽の鶏にぶつかっている光景を見た鉄道労働者の報告が残されている。
その同じ年には、謎の列車がインドのマハーラーシュトラ州のプネ市で再び見られ、目撃者は車内にいた年代物の昔の服を着ている乗客を見たと説明している。
さらに1991年にもウクライナ中部の都市ポルタバで再び謎の列車が目撃されている。こうした列車はロシア、ドイツ、ルーマニアでも目撃されており、出現したのが線路上ではないケースも報告されているということだ。
いったい何が起こっているのか? 消えた列車と乗客はどこへ行き、突如現れた列車と乗客たちはどこから来たのか。タイムトラベルをする列車が現実に存在しているのだろうか。
これらの現象はこれまでのところ公式の記録には残されておらず、科学的検証もなされていない“都市伝説”ではある。しかし世界各地で同様の現象がこれほどまで多く語り伝えられているのはどういうわけなのか。今後このようなタイムトラベルする列車の新たな報告がもたらされることがあるのか、大いに気になるところだ。
参考:「Mysterious Universe」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊走行中にトンネルで突然消失した「時空移動列車」の実話とは!? 霧に飲み込まれ、別の時代にワープ… 世界中で多発!のページです。旅行、電車、仲田しんじ、列車、トンネル、タイムワープなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで