生けるノストラダムスがW杯を予言! 炎の色を纏うチームが優勝する!?

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 いよいよ6月11日、世界中のサッカーファンが待ちわびた2026年ワールドカップが開幕する。優勝候補を占うのはブックメーカーや解説者の仕事だが、今回はちょっと毛色の違う人物がピッチの行方に「ビジョン」を授けて話題を呼んでいる。TOCANAでもたびたび取り上げている「生きるノストラダムス」。彼の脳裏に浮かんだのは、赤とオレンジに燃え上がる「炎の色」だったという——。

「炎の色を纏ったチームが勝ち抜く」という奇妙なビジョン

「生きるノストラダムス」、この異名で呼ばれているのは、ブラジル出身の神秘家アトス・サロメ氏(39)だ。新型コロナウイルスのパンデミック、ロシアによるウクライナ侵攻、そしてエリザベス女王の崩御を言い当てたとされており、メディアでたびたび取り上げられてきた人物である。2022年のカタール大会では、アルゼンチンとフランスの決勝進出を的中させたとも語っている。

 そんな彼が今大会を占ったところ、まぶたの裏に広がったのは一面の赤とオレンジだったという。熱く、激しく、強烈なエネルギーを放つ「炎の色」。サロメ氏によれば、このトーナメントを制するのは、まさにその炎の色を身に纏ったチームなのだという。予言というより、もはや色彩占いの域だが、本人はいたって真剣で、炎の条件に当てはまる7つの有力候補を名指しで挙げてみせた。スペイン、ポルトガル、モロッコ、イングランド、フランス、オランダ、そしてアルゼンチンである。

炎の色に選ばれし7チームと「ダークホース」モロッコ

 最も「ビジョンの体現」だと太鼓判を押されたのが、赤いユニフォームでお馴染みのスペイン代表だ。現在の優勝確率は7チーム中最高の17%とされ、データの面でも予言と足並みが揃っている。深紅のポルトガルについては、伸び盛りの若手と百戦錬磨のベテランが融合した黄金世代だと評価する。

 そして今回サロメ氏が「ダークホース」として最も熱を込めて語ったのが、赤と緑のキットを纏うモロッコだ。台頭する新興勢力のひとつであり、大会の台風の目になり得ると見立てている。前回大会でアフリカ勢初のベスト4に進出した彼らの快進撃を覚えているファンも多いだろう。下馬評を覆す番狂わせの主役として、予言者のお墨付きを得た形だ。一方、オレンジ一色のオランダは、堅固な守備を武器にした「ジャイアントキラー」と位置づけられた。オレンジもまた炎の強い色だ、というわけである。

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画像は「Daily Star」より

サッカーの母国イングランドと優勝候補たちの行方

 毎回「今年こそは」と期待されながら涙を飲んできたサッカーの母国イングランドは、数十年の無冠を破る競争力を持つチームだとされる。サロメ氏は、彼らが歴史的な決定機において赤のアウェイキットと結びついてきた点に着目しているようだ。ブックメーカーの予測でもスペイン、フランスに次ぐ上位につけており、炎の予言と現実の評価がここでも妙に重なり合う。

 最有力候補のひとつフランスについては、フィジカルの強さとスカッドの層の厚さは比類なしと絶賛しつつ、ユニフォームの赤いアクセントが「最大の摩擦」を生むと語る。摩擦とはすなわち炎を起こす火種、ということらしい。そしてディフェンディングチャンピオンのアルゼンチンは、ユニフォームに赤こそないものの、チームスピリットそのものに純粋な熱と強度が宿っていると評する。ここまで来ると赤くなくても炎判定が下されるのだから、炎の解釈はずいぶん融通が利くようだ。

果たして予言は的中するのか

 冷静に振り返れば、サロメ氏が挙げた7チームは、いずれも事前の優勝オッズで上位に名を連ねる常連ばかりでもある。この中から優勝チームが出れば「炎の予言は当たった」と語られるだろうし、赤やオレンジの要素はほとんどの強豪が何かしら持っている。後世にさまざまな読み解きを許してきた本家ノストラダムスの予言詩と、構造はよく似ているのかもしれない。

 とはいえ、世界中が熱狂する大会に神秘のスパイスが一振り加わるのも一興だろう。もっとも、この予言の便利なところは、後からいくらでも解釈を広げられる点にある。日本代表も首元には赤いラインが入り、エンブレムにも赤が使われている。もし日本が史上初の世界王者になれば、「やはり炎の色のチームだった」と説明されるのだろう。逆に優勝しなければ、炎が足りなかったことになるのかもしれない。ノストラダムスの予言が何世紀も生き残ってきた理由が、少しだけ分かる気もする。

 あなたの推しチームのユニフォームに、果たして「炎の色」は宿っているだろうか。最後にボールを蹴るのは予言者ではなくピッチ上の選手たちである。炎が燃え上がるのか、それとも線香花火のように消えるのか——その答えが出るまで、キックオフの笛を待とうではないか。

参考:Daily Star、ほか

TOCANA編集部

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