ヒマラヤの“核装置”がインドで洪水を引き起こしている! BBCが報じた“人工洪水”の真実!
2021.02.23 12:00
翌春、置き去りにした機材とプルトニウムを回収するため再びチームはナンダ・デヴィに登頂したが、全てが消え去ってしまっていたという。それらは現在まで発見されておらず、氷河に閉じ込められているか、砕けてガンジス川の源流に染み込んだかもしれないと考えられている。
ライニ村の人々が雪の中に核爆弾が埋められていると信じているのは、そのためである。
この遠征は1978年まで機密扱いだったが、米紙「ワシントンポスト」紙が取り上げたことで公になった。最初の遠征が65年に終わったのち、その2年後に2回目の遠征が行われ、その時は「部分的に成功」したという。67年には、ナンダ・コット(6,861メートル)と呼ばれる山で3回目の遠征が行われ、これは成功したそうだ。
いずれにしろ、問題は紛失したプルトニウムである。レイニ村の小さな観測所が定期的に川の水や砂の放射能検査をしており、汚染の証拠は見つかっていないというが、何世紀もかけてプルトニウムが劣化していき、雪の中に漏れ出していけば、いずれガンジズ川の源流を汚染し、インドのあらゆる水系に放射性物質が浸透していく恐れがある。
参考:「BBC」、ほか
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