モスマンはやはり生きている? 予知をするUMAの真相と世界の“有翼人史”に奇妙なリンク

■各国の有翼人の歴史を紐解いてみると!?

・日本

 日本には顔はカラス、背中には鳥の羽、体は人間で、行者の格好をしている「烏天狗」が平安時代に羽を持って半人半鳥の姿で描かれている。南北朝時代の絵巻物「是害房絵巻」にも登場する上、真言密教では荼枳尼天(だきにてん)の化身である飯縄権現(いづなごんげん)の姿が狐に乗る烏天狗で表されている。東京八王子市の高尾山薬王院には飯縄権と呼ばれる烏天狗に似た像が祀られている。また「天狗経」によると日本の天狗界には48の上天狗がおり、特に鞍馬山の天狗は護法魔王尊、魔王大僧正と呼ばれ、人類を救う為に金星からやって来た使者でサナートクマラという名前を持っているという説もある。偉大な除魔招福に力があるとされる。

高尾山薬王院の飯縄権現銅像。画像は「Wikipedia」より引用

・インド

 また有翼鳥人という神で考えると、インド神話には「ガルーダ」という頭は鳥、体が人間の生物がいる。

・メキシコ

 中米メキシコ・ユカタン半島のマヤ文明には「ケツァルコアトル」という鳥の神がいたとされる。

・中国

 二千年前の中国の書物で「山海経」という奇々怪界な怪物の蒐集譚が有名だが、この中の第六南経に羽民国の「有翼人」(長い頭に人間の体と羽が生えている生物)のことが描かれている。もっと遡れば、紀元前6300年〜3600年、中東のイランにあったとされるメソポタミア文明の有翼の女神ゴルゴーン10や、首都ウルには、城壁のある都市国家の城門とジグラット(宮殿)の入り口に置かれていた高さ4メートルの巨大な人頭有翼雄牛像ラマスが門番(守り神)として飾られていること、メソポタミアの有翼人で「癒しの神」がギルガメッシュ叙事詩にも描かれている。

 

■モスマンの研究者にまつわる不幸

画像は「Amazon」より引用

 2002年、「モスマンの予言」はリチャード・ギアを主演にした米SiFi映画『プロフェシー』として劇場公開されているので記憶に新しい人も多いだろう。筆者も日本の年末超常現象特番のテーマとして東京の知人T氏からの依頼で、オーストラリアから海外情報を日本へ送っていた時期があった。その際、海外特派員としてUFO、UMA、超能力、天使や悪魔、魔法、都市伝説などを調べては、記事にしてビデオテープなども海外から送っていたことがある。その際、モスマンの事を調べて欲しいという依頼で、調査していた時、アメリカのUFO、異星人、超常現象の研究者が続けて亡くなっていた事を知らされた。

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