【ガチ!?】「新興宗教」内部で起きたヤバすぎる心霊現象! 天理教、創価学会の信者が語った異常事態とは

 続けて、創価学会の信者であり研究者でもあるAさんに話を聞いた。Aさんは働きながら関西の有名大学にて博士課程で研究を進めるエリート男性でもある。

――「創価学会」で起きた怪異現象などのお話をぜひ……。

Aさん(30代男性・関西在住): 意外に思われるかもしれませんが、実は以前まで「狐憑きを落とす」「悪霊を祓う」みたいなことが創価学会内部でもありました。以前といっても、数十年前です。だいたい1970年代以前でしょうか。高度経済成長期の直前くらいまで。

 ほかの寺社仏閣では相手にされない、匙を投げられた、または狐憑きのような原因不明の現象に見舞われることで社会的に見捨てられたような人々が、当時、創価学会を頼ったんです。

 創価学会では「初心の功徳」といって、入信後すぐに病気が治った、就職できた、という話もあれば、逆に、病気が酷くなった、火事になったという話もあります。「しばらく使われていない蛇口からはゴミや錆が出てくる」ように、信心初期の不幸は、過去世の罪業が出て来たと理解されます。

画像は「getty images」より

――え、信じたのにひどくなるんですか?

Aさん: 「転重軽受」「変毒為薬」といって、そんな苦難を乗り越えて幸せになるという教えです。つまり「憑きもの」も同じで、苦しみ悩む人が本尊のまえで祈ってみると、まるで狐や蛇のような形相になって苦しそうに暴れ出す。調べてみるとその人の家系には、蛇や狐を本尊にする神社と関わりがあった。まさに「過去の罪業」の表れとして、狐憑きの人がキツネのように鳴いて跳ねた、蛇神に呪われた人がクネクネと畳の上を這った、という逸話が残っています。しかし、今ではもうあまりそういった話は聞きませんね。

――ありがとうございました!

 宗教を信じていてもなお起こり得る怪異現象。天理教・Mさん、創価学会・Aさんが語ってくれた事実は一体何を意味しているのか。宗教・人種・時代を問わず、世界各地で報告される現象の真相は未だ謎のままである。

関連キーワード:, , ,

文=神ノ國ヲ

学術論文からオカルト記事まで。
京都大学の博士課程に所属中。
Twitter:@kmnknw

神ノ國ヲの記事一覧はこちら

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.11.14 23:00心霊
彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.30 23:00心霊
深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

【ガチ!?】「新興宗教」内部で起きたヤバすぎる心霊現象! 天理教、創価学会の信者が語った異常事態とはのページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで