【死後の世界】「何もない海を漂うただ1つの原子になった」研究者も衝撃の最新NDE(臨死体験)レポート

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「Express」の記事より

「生物医学の観点から、この希望は、身体が病気と闘うのを助け、自然寛解の可能性を向上させ、病気が良い経過をたどることを可能にするかもしれません、それは関係者にとってより平穏なものになるでしょう。しかし生物学的変化がない場合でも、不死の可能性に焦点を当てることは、一部の個人が自分の体の痛みから切り離され、苦しみとしての経験とより穏やかな関係を築くことができます」(ニューカム氏)

 各種の疾病を患っている人々にとって、死後の世界が存在することはある種の“救い”になるということであろうか。

「これ(自然治癒)が起こったとき、不滅の体や魂に対するありそうもない信念は、完全に合理的で実用的でさえあると見なすことができます」(ニューカム氏)

 特別な治療を行わなくても、自然に症状がなくなってしまう自然寛解が起こっても起こらなくても、死後の世界を信じることにメリットがあることになる。しかし、それも度を過ぎれば自分の肉体を“無視”することにつながるので注意が必要だ。

「不死についての信念が生物学的身体への注意を排除するとき、それは健康に深刻な悪影響を及ぼし、さらには早すぎる死を引き起こす可能性があります」(ニューカム氏)

 死後の世界が存在するからといって、今の自分の肉体を酷使したりケアを怠れば、当然ながら健康に悪影響を及ぼす。

「ですから、私たちが死について信じていることと永遠の命についての私たちの考えは、私たちの生き方、痛みや苦しみへの対処方法、そして今ここで生きていることの経験について実際に大きな違いをもたらすのです」(ニューカム氏)

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「Express」の記事より

 死後の世界があってもなくても、死後の世界があることを信じることで、確かに人生観も世界観も違ったものになるだろう。ともあれ、今後もこの興味深いNDEの話題に注目していきたい。


参考:「Express」、ほか

文=仲田しんじ

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