2600年までに人類は“確実に”不老不死&タイムトラベル実現する!! 学者が「ロードマップ」で4つのプランを提示、人間性の“限界突破”へ
■2600年までに“不老不死”が実現する
ターチン氏はこの4つのアプローチすべてを適用して、永遠に生きる可能性を最大限に高めることを推奨しているが、それが実現するにはまだまだ長い年月がかかる。
「AIの開発はかなり急速に進んでいますが、人間をコンピュータに“ダウンロード”できるようになるにはまだほど遠いです。成功の可能性として2600年までが確実であると見込まれます」(ターチン氏)
そして永遠の命を実現するのに役立つ可能性のある別のテクノロジーがある。それは、死者を生き返らせる方法としてのタイムトラベルだ。
「不死へのより投機的な方法には、シミュレーションを使用して可能な限りの人々を復活させることができる銀河スケールでの将来の超知能と、タイムトラベルや過去からの情報の取得を含むかもしれない新しい物理法則との組み合わせが考えられます」(研究論文より)
タイムトラベルを可能にするマシンは膨大なエネルギーを必要とするが、それは「ダイソン球」で賄うことができるという。ダイソン球とは我々の恒星、つまり太陽のエネルギーのすべてを利用可能にする卵の殻のような超巨大ソーラーパネル構造物である。
我々の太陽を包囲するダイソン球は毎秒およそ400兆ワットを生成するとターチン氏らは説明し、このエネルギーをもってすれば、ある種の不老不死、または若返りが確実に実現できるのだと結論付けている。
「蘇生技術には多くの可能性があり、将来的に大規模な技術革新が実現した場合、何らかの形による死の克服は約束された運命です」(研究論文より)
2600年までには実現するという不老不死の技術。その日が来るまで“コールドスリープ”を選択する未来はそう遠い先ではないのかもしれない。
参考:「Daily Star」、「Popular Mechanics」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊2600年までに人類は“確実に”不老不死&タイムトラベル実現する!! 学者が「ロードマップ」で4つのプランを提示、人間性の“限界突破”へのページです。不老不死、サイボーグ、仲田しんじ、トランスヒューマニズム、冷凍保存、ダイソン球、コールドスリープ、医療技術、限界突破などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで