富士山が「惑星の電気溶接」で生まれた決定的理由を電気的地球科学で解説! 画像多数…壁画にも描かれていた!

―― 電気的宇宙論の専門家・平清水九十九が富士山の形成の謎を徹底解説!

画像は「getty images」より

 国土の7割を山が占める日本列島にあって、日本人を魅了してやまないのが富士山だ。その美しい姿は日本のシンボルと言っても過言ではないだろう。しかし、実は私たちは富士山の成り立ちをいまだ知らない。大方の人は富士山は噴火を繰り返してマグマが積み重なって出来たと聞いたと思う。だが、富士山の形成はそれでは説明できない。電気的地球科学の視点から富士山の誕生を解説していこう。

■噴火で綺麗な山は出来ない!

 富士山は噴火によってマグマが積み重なった成層火山であると説明される。1707年の宝永大噴火などが有名だが、この時の噴火は山頂の噴火口ではなく横にある宝永火口で起こった。そのため、この噴火により富士山のきれいな稜線は一部破壊された。成層火山は同一の火口からの複数回の噴火により、溶岩や火山砕屑物などが積み重なり形成された円錐状の火山だとされるが、宝永大噴火はむしろ山の形を崩してしまった。

 世界を見渡しても、きれいな山を形作った噴火は一度もない。1980年に大噴火した米ワシントン州のセント・ヘレンズ山は、もともときれいな富士山のような形の山だったが、噴火により山腹が崩壊して山が割れてしまった。1888年に噴火した磐梯山もそうだ。山腹が爆発して、現在のような複雑な山容になった。1943年に畑からいきなり噴火してできた昭和新山は凸凹した岩山だ。現在できつつある西ノ島は溶岩が流れ出ているが、富士山の美しい稜線とはほど遠い武骨な形をしている。

セント・ヘレンズ山、噴火前(左)、噴火後(右)。画像は「Wikipedia」より


 だが、成層火山だとされる山には富士山のように綺麗なものが多い。日本だけでも北海道の羊蹄山、青森の岩木山、鳥取の大山などが知られている。世界中にも成層火山だとされる山は多い。しかし、だれも成層火山が生まれる様子を見たものはいない。

 成層火山が出来るためには、山頂の噴火口から何度か噴火しなくてはいけない。一度の噴火で富士山のような巨大な山ができるのではなく、数度の噴火でようやく3000mを超える山ができる。しかし、よく考えるとマグマが通った噴火口は噴火が止めば、マグマが冷えて固まってしまう。同じ場所から噴火するためには、固まった火口をもう一度溶かして開けなくてはいけない。そんなことが可能だろうか? 宝永噴火やセントヘレンズ山が山頂ではなく山腹から噴火したのは、固まった火口からマグマが出られなかったためではないだろうか? 成層火山の成り立ちには非常に不可解な点が多い。

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