「宇宙人の存在が証明されたら世界はこうなる」オバマ元大統領が解説! 軍、宗教、エイリアンコミュニケーション…!
地球外知的生命体の証拠が発見されたら、地球ではどんなことが起こるのか——? このSF的テーマについて、あの米国第44代大統領バラク・オバマ氏が発言したと話題になっている。英「Daily Star」(6月2日付)が報じた。
・Proof of aliens will lead to new religions and massive military spending – Barack Obama (Daily Star)
ここ最近、米国では軍や議会によるUFO情報の公開が急激に進められているが、そんな中でオバマ氏はニューヨークタイムズのポッドキャスト「The Ezra Klein Show」に出演し、「地球を調査するエイリアンが実在すると証明できたが、人類がそのエイリアンと接触も交流もできないということになったら、一体何が起きると思うか?」という質問を受けた。この問いに対しオバマ氏は「興味深い」と述べ、次のように語った。
「私の政策は全く変わりません。私の政治的信条は、我々が宇宙の真ん中に浮かんでいる小さな点にいるちっぽけな生物であるという事実を前提にしているからです。(中略)しかし、(エイリアンの存在が明らかとなれば)人類を守るためには軍事システムにもっと多額の予算を費やす必要があるという議論が起こるでしょう。そして新興宗教が生まれます」(オバマ氏)
エイリアンの証拠を突きつけられた地球で起こることの予測として、軍事費の増大と新興宗教の登場とは、あまりに手堅くて面白みに欠ける答えである。とはいえ、これは元米国大統領が真剣に語った答えであることを考慮すれば、これは人類に対する警告であると受け取ることもできる。近々米国防総省がUFOに関する情報公開を行う予定になっていることを指摘するまでもなく、エイリアンやUFOはすでに映画や小説で語られるフィクション上の存在ではなく、世界一の大国ですら現実の脅威として見なすものになったということを明確に示しているのだ。
ちなみにオバマ氏は大のSFファンとしても知られており、大統領在任中には中国SF小説『三体』(劉慈欣著、日本語訳は早川書房刊)第三部の英訳版発売が待ちきれず、直接著者に連絡を取り、出版前の原稿を出版社からわざわざ取り寄せて読んだという逸話(?)もある。『三体』は非常に高度な科学技術を持つエイリアン文明と地球文明との長年にわたる戦いを描いた大作であり、今回のオバマ氏の発言ともリンクした内容となっている。
もともとSFに造詣が深く、さらに元大統領として数々の軍事機密にも触れたはずのオバマ氏が今回のような発言をするに至った裏には、当然それなりの理由があるはずだ。「UFOの正体を絶対に知りたい」と明言するオバマ氏の発言に、今後も注目していきたい。
参考:「Daily Star」「New York Times」ほか
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2024.10.02 20:00心霊「宇宙人の存在が証明されたら世界はこうなる」オバマ元大統領が解説! 軍、宗教、エイリアンコミュニケーション…!のページです。UFO、米国、エイリアン、バラク・オバマなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで