先日の金環日食は人類滅亡の予兆だった!? 隕石落下、異常気象、干ばつ…リングオブファイアエクリプス予言が怖い!
6月10日、カナダ北東部から北極海、ロシア北東部で金環日食が観測され、現地では多くの人が空を見上げてこの天体ショーを楽しんだ。だが米国の牧師によれば、今回の金環日食は神からの警告であり、聖書に予言された世界の終わりの予兆であるという——。英「Daily Star」(6月10日付)が報じた。
・Preacher warns ‘it’s going to get ugly’ as Ring of Fire eclipse signals ‘end of world’ (Daily Star)
金環日食を世界終焉の予兆だと訴えているのは、自身のYouTubeチャンネルなどで熱心に終末論を唱えているポール・ベグリー牧師である。その根拠として挙げているのが旧約聖書の創世記第1章の次のような言葉である。
神はまた言われた、「天のおおぞらに光があって昼と夜とを分け、しるしのため、季節のため、日のため、年のためになり、 天のおおぞらにあって地を照らす光となれ」。そのようになった。(創世記第1章)
ベグリー牧師はこの一節から、金環日食は地球に対して神の力を示す「しるし」であと主張する。そして、新約聖書のルカによる福音書第21章を引用し、終末の時は近いと唱えているのである。
また、こうも語っている「日と月と星とに、しるしが現れるであろう。そして、地上では、諸国民が悩み、海と大波とのとどろきにおじ惑い、人々は世界に起ろうとする事を思い、恐怖と不安で気絶するであろう。もろもろの天体が揺り動かされるからである。そのとき、大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲に乗って来るのを、人々は見るであろう」(ルカによる福音書第21章)
トカナ読者であればご存知の方も多いだろうが、ベグリー牧師は以前より、世界は終末に向かう最中にあり、いずれキリストが再臨すると主張し続けている。宇宙から飛来する隕石や小惑星、異常気象、干ばつなど、世界は危険になってきているとベグリー牧師は警告し、『大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲に乗って来るのを人々は見るだろう』と訴えている。
ベグリー牧師が訴えるように、世界の終焉、そして人類の贖罪の日は近づいているのだろうか? そして美しい天体ショーはその予兆なのだろうか? いずれにしろ、我々にできることは悔い改めることだけだろう。
参考:「Daily Star」「Express」ほか
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