旧約聖書「エゼキエルの車輪」の正体は、トヨタ・ランドクルーザーか? プジョー、ランボルギーニなどのタイムスリップ説も有力

 旧約聖書の中でも謎の多いものの一つに、「エゼキエル書」に登場する神の乗り物メルカバーがある。エゼキエルがケバル河のほとりにいたときに突然、天から神とその乗り物が降りてきたという一遍が出典である。

 この乗り物の記述が非常に奇妙なのだ。ドーム型のコックピットに神が座り、その乗り物にはライオン、牡牛、ワシ、人間の顔をした4人の天使が配置され、その下方に長い脚が伸び、さらに脚の先には車輪があった(通称:エゼキエルの車輪、エゼキエルの輪)。それもただの車輪ではなく、車輪の中に車輪があったと記述されている。

 後世の画家たちはその奇妙な神の乗り物をなんとか記述どおりの姿で描こうと四苦八苦した。こうして誕生したメルカバーのさまざまな版画は、ヨーロッパ社会に広く伝わっている。

旧約聖書「エゼキエルの車輪」の正体は、トヨタ・ランドクルーザーか? プジョー、ランボルギーニなどのタイムスリップ説も有力の画像1
画像は「Wikipedia」より引用

 さて、このメルカバー、トヨタ自動車のランドクルーザーだったのではないかという説がある。運転席に神ではなくドライバーが座り、周囲を覆うフロントガラスが太陽光を反射して光っているのだ。

 紀元前のイスラエルの民が、「車輪の中に車輪がある」と記述したのはなんのことはない、黒いゴムタイヤの内側に金属のホイールがあっただけのことだ。

 イスラエルのケバル河岸は現代風に言えば完全に砂漠のオフロードだ。ランドクルーザーは当然、車体をリフトアップさせて走っている。見た目にはドーム状の車から4本の脚が伸び、その先に車輪の中に車輪があるオフロードタイヤが回っている様子に見えただろう。これがメルカバー=ランドクルーザー説だ。

 ところが、ここにきてもう一つ新説が唱えられ始めている。メルカバーの正体はランドクルーザーではなく、ヨーロッパの自動車メーカーが開発した一人乗りドローンではないかというのだ。

 確かに一人乗りドローンだとすればその外見はよりメルカバーに酷似する。4本の脚の先に4つの輪があり、その輪の中で4本のプロペラが回転する。羽があって空からやってきたという点も旧約聖書の記述通りである。

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画像は「Wikipedia」より引用

 ところでこれまで解明されていなかった謎が、ライオン、牡牛、ワシ、人間の顔である。その正体が新説を通じて見えてきた。

 今、自動車業界は自動運転やドローン輸送時代に向けて業界内での再編が進んでいる。日産ルノー連合、ステランティスが代表的だが、中規模の自動車メーカーは国際的に連合を組むことで生き残りを図っている。しかし、連合を組んだり他社の傘下に入りつつもさらなる飛躍を遂げようとするメーカーが集まり、企業連合を再編しようとする動きが水面下で進んでいるともっぱらの噂だ。

 そして、次の世代に連合を組みそうなメーカーこそ、プジョー、ランボルギーニ、ベントレーとロールスロイスの4社(ブランド)と一部で噂されている。その根拠こそが、まさに旧約聖書エゼキエル書のメルカバーについての記述なのだ。

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